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そろそろ勉強を始めてくれないと

息子は、現在(2022年10月)、私立高校の2年生。高校は、有名進学校の仲間入りを果たしたい中高一貫校だ。

中学から通っているが、当初より成績は良くなく、最近では、家ではスマホゲームやユーチューブを見てばかりで勉強せず、定期テスト中であっても8割方の時間をスマホに費やし、勉強時間は1日2時間もないだろう。当然、テストの成績は悪く、学年ワースト10には入るだろう。
テコ入れをしようと定期テストの際に家庭教師的に関わろうとしたこともあったが、学習習慣のない者に「さあ、今から一緒に勉強を始めよう」と言ってみたところで、すぐに席に座ってくれる訳はなく、結局、勉強時間はいつもと変わらず、成果はほとんどでなかった。「馬を水場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」とは上手く言ったものだ。スマホを取り上げるのも、「やる気がなくなった」と勉強しなくなり逆効果だ。

模試は、(先取りせずに)学年相応のものを受けるようになった高1・1月の進研模試で、3教科で偏差値50少し、英語で42と低迷(それでも相対的には定期テストよりはまし)。高2では受けてすらおらず(さぼった)、もっと悪いことだろう。

こんなんで旧帝大などとおこがましいかもしれないが、光るものはある。高1・7月の進研模試では、数学偏差値72、3教科でも60だった。これには担任も驚き、神戸大も視野に入ってくると言われた(しかし、1月は転落した)。国語は、勉強していない人あるあるだが、50は超えており、60を超えることもあった。

とはいえ、そろそろ勉強する気になってくれないと、再来年の受験に間に合わなくなる。

そうしたところ、最近になって「何をしたらいい?」と聞いてきた。少し水を飲む気にはなってきたようだ。まだ気まぐれで、スマホを我慢する気もないようだが、適切な時期に、適切な教材を提示して、最大限の効果を上げさせ、さらに水を飲みたくなるという好循環を作っていきたい。
さながら、武田塾というところか。

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