JSTQB Foundation Levelに合格しました!
1.概要
JSTQB Foundation Levelに合格したので、勉強方法、感想などを共有したいと思います。
2.受験理由
勤めているWeb開発会社の顧客がソフトウェアテストを専門に扱っている会社であった為、業務知識として、習得しておきたかったからです。
今後のエンジニア人生で、ソフトウェアテストを専門に扱う会社に関わることが多くないかもしれないと思ったので、この機会に習得しておきたかったからです。
3.自己紹介
社会人3年目の上流工程のエンジニア(PM的な)です。転職して半年が立ちました。
社会人2年目までは、金融系のシステムの開発、保守運用をしておりました。ソフトウェアのテストの経験は多少ありますが、本格的なテストを行った経験はありません。
現在の会社でも、ソフトウェアテストの知識を直接業務で使用することはありません。
4.受検方法
CBT試験申込方法については、簡単に説明いたします。
詳しくは他の方が書いているサイトを参考にしてください。
合格ラインは40問中26問正解だそうです。
"JSTQB認定試験申し込み"サイトから受験資格者情報を登録します。
JSTQB認定試験申し込みWebサイトその後、試験予約を行います。
試験予約(CBT試験のみ)
受験資格・受験料は、下記ピアソンのサイトに記載されています。
受験料は、22,000円です。(2024/1/7現在)
5.勉強期間
試験2か月くらい前から準備しました。
ただ、試験約一か月くらい前から真面目に取り組んだような気がします。
それまでは勉強しない日もありました。
6.勉強時間
約90時間
・試験2か月前~1か月前:平均1h/日
・試験1か月前~直前 :平均2h/日
└平日は勉強時間が取れない日があったりしたので、
土日に勉強時間を確保するときもありました。
7.勉強方法
具体的な勉強方法について記載いたします。
シラバス、テスト友で勉強しました。
シラバスを一通り読む
この時点では、内容は全て覚えられていません。全体の流れを確認しました。
ISTQBテスト技術者資格制度
Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2018V3.1.J03※
(※上記シラバスは2024年10月の Foundation Level試験まで適用するそうです。2024年10月以降のシラバスについては、こちらを参照してください。)スマホアプリの"テスト友"を解く
一問ごとに解説・その問題の該当するシラバスが抜粋されているので、間違えた問題の解説・シラバスを重点的に読みました。仕上げとして、試験予定日2週間くらい前から、シラバスをもう一度一通り読む
ここでは、各項目の比較などに注意して読むようにしました。
これだけでは、分かりづらいと思うので、下記に2つほど例を挙げます。
例①:"1.4.2 テストの活動とタスク"の場合、各テストプロセスで、
それぞれどのような活動をするのか?、作業成果物は何か?など。
例②:"3.2.3 レビュータイプ"の場合、それぞれのレビューの目的は?
書記は必須?チェックリストは必要?など。
例③:"4.1.1 テスト技法のカテゴリと特徴"の場合、
各テスト技法の特徴は?など。
8.試験の感想
テスト友の問題より試験本番の方が難しい、と他の受験体験談に書いている方が多かったため、ビクビクしながら試験を受けました。
筆者個人の感想ですが、実際は、本番の試験が難しいと感じることはありませんでした。
シラバスをしっかり理解して、テスト友等で練習問題を解いたら、十分合格できると思ます。