心気(manaki)を体験しました
なんか手から出てる?
はじめてそんな気がしたのは、確か中学生の頃。両手のひらを向かい合わせると、なんだかそこに圧のようなものができて、手を押しあったり引き寄せたりする。
「それ」の正体もわからぬまま、いつかそんな一人遊びもしなくなった。
老境も近くなってからスピリチュアルをはじめ、気とかエネルギーなんて言葉をよく使うようになった。
それでも手のひらから出るナニカは何かのままで、時は過ぎた。
レイキのアチューメントを受けたが、その正体は分からない。教わったようにやってみるが、理解と体感は一致しない。
先日ご縁があって、心気(manaki)の体験を受けた。
心気はとてもシンプルだった。よくわからないセレモニーも、清めや払いの前置きもない。
だた両手のひらを向かい合わせて、意識をそこにおくだけ。
手のひらを向かい合わせれば、すぐにそのナニカはそこに「ある」。
それをコントロールしようとはせず、「いまここ」の自分をそこに置く。
気持ちよくて、自然と口角が上がる。
体験会では、「気を相手と合わせる」ということもやった。
講師の先生は心気を使って、他者の痛み等を浄化できるらしい。実践はなかったのだが、やり方を教えてくれた。
試しに長い事痛みがある自分の首や腕に試してみたら
「!?」
である。
明らかに痛みが軽減した。その後は興奮してうまくいかなかったが…
とにもかくにも、私には大変収穫の多い体験会だった。
手のひらの間にあったナニカ。ずっと正体のわからなかった何か。
なんのことはない、ただの「いまここ」の自分だった。