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正義とは最高の悪。
正義、正しい、正解。とは、
本当に、正義なんだろうか。
正義を貫く。ということは、便利だったり、だれかや自分のためになる。
けれど必ず誰かにとっての悪になる。
そこを考えることを、忘れてはいけないと私は思う。
例えば、
今コロナで当たり前のようにマスクを使用しないといけない世の中で、マスクをつけることが当たり前とされている。
その中には、呼吸器的や精神的にマスクをつけたくても体の疾患でつけれない人たちがいる。
マスクをつけることがあたりまえとされているなか、マスクをつけれなくても、一般に言えば、正しくない。「悪」とされる。
そう「悪」となったものは、社会や、周りの人にすごい目でみられたり、批判されることがある。
その正義を貫くと、「悪」をつくり、社会的に「悪」になったものからすると、「正」とは最高の悪なのだ。
必ず何かを「正す」ときには、なにかが「否定」をされていることを。
否定されているものは「だれ」かを。目を背けてはいけない。
また今の時代は、昔に比べるとルールや、かなり正義が増えてきている気がする。
自分にあっているものや、「正しい」ものばかりを、自分で選択できて、「正しくないもの」はすぐに捨てれる。
ルールやブランド、レッテル。それの本質とはなんだろうか。
すごく便利になって、生きやすいはずなのに、昔よりも生きにくいと感じるのは私だけだろうか。
選択肢たくさんありすぎる中で、正しいものを選択しないと間違っている。と感じてしまったり、型にはめられているように感じる社会。
間違っても大丈夫だよ〜と。
自分のなかの正しいものを、忘れずに。
押し付けずに、ゆるっとしていたい。
間違って買ったCDが、
何回も聴くといい歌だったのに気付いたり、
間違った中にも、必ず正解はあるし、
悪の中にも、正解はあるのだ。
本当の正義とは、わからない。
正義を貫くときは、
きっとどこか自分のどこかを否定されたくなくて、どこかに受け入れてほしいのだろうかとも思う。
と、考えていると、梅雨があけた。
日々自分の中にある正義は
本当に正義なのか。心に問いつづけたい。