【キャリアデザインインタビュー】「ものづくり」の道を極める理由
VISITSでは「デザイン思考テスト」の上位者を対象に、「イノベーターズクラブ」というプログラムを実施しました。期間は2020年の10月から2020年12月の約2ヶ月間。学生3〜5人がチームを組み、本質的な社会課題を発見します。今回は、横浜国立大学大学院 西山 香織さんにインタビューしました。
「ものづくり」と大学院進学から見えたキャリア
ー今の学部を選んだ理由を教えてください
私は幼少期の頃から身の回りの自然現象に興味を持つ好奇心旺盛な子どもでした。そのため、自然と好きだった科目は理科、その中でも物理学は全ての理科科目の基礎となる学問であると思い物理学の道に進みました。
ー大学1年から大学院までの時間軸の中で、キャリアについてどのように考えていましたか?
研究室から研究職というルートだけではなく、視野を広げてからキャリアを選択しようと考えていました。現在持っている知識や見えている部分以外に最適解があるかもしれない、もっといろんなことを知りたい、体験してみたいという想いを持っていたからです。知識や見えている部分から知り得る事象だけではなく、実際に体験する事が重要だと考えていたのです。
ーなぜ大学院に進学することを決意したのですか?
「研究とは何か」をしっかり経験してみたかったのです。大学4年間のたった1年だけ研究室にいるだけでは、研究の本質はよくわからないのではないかと。大学院で勉強したいことも既に決まっていましたし、キャリアについては大学院に進むことを前提として、じっくり考えようと思っていました。
ーキャリアを選択する上で重要視していた点は何ですか?
業界は特に絞ってはいなかったのですが、「ものづくり」には興味がありました。実際に大学院でも「ものづくり」に携わることが一番楽しかったですし、様々なインターンを経験する中でも同様の感情に気が付きました。これは研究室に入っていたからこその感覚かもしれません。「ものづくり」の中で特に絞り込んだ軸はありませんが、一番大事にしていたのは、”その会社のことが好きになれるか”ということです。そのため、企業を選択する際には、企業理念をとても重視していました。
イノベーターズクラブでの経験と現在
-イノベーターズクラブに興味を持ったきっかけはなんですか?
就活の最中、ある企業の方からの紹介がきっかけです。
イノベーターズクラブ(IVC)では、学校以外のコミュニティで様々な人と意見交換することができましたし、実際にデザイン思考テストで高得点を取った経験は、現在の職場でも活きていると感じています。
最後に
皆さんは大学卒業後どのようなキャリアを考えていますか?中には大学院への進学を考えていらっしゃる方もいると思います。大学院での研究で培った知識・経験は、将来のキャリアを考える上で、大きなヒントになるかもしれません。また大学院進学だけでなく、皆さんがこれまでに積んだ体験・得た知見は、キャリア選択時における軸を決める上でも重要な役割を果たすことでしょう。IVCではデザイン思考力の向上プログラムやこれまでにない新たな「学びの場」を提供しています。まずはデザイン思考テストを受検して、今の自分と向き合ってみるのも良いきっかけになるかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=BvJnHl7srHs&feature=emb_title
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