見出し画像

M11-Pを購入して半年が経った感想

今年の2月、思い切ってM11-Pを購入しました。買う前は「本当にこんな高価なカメラを手に入れていいのか」とかなり悩みましたが、妻の後押しもあって、今しかないとライカストアに足を運びました。

最初のうちは、どう扱っていいか分からず、正直、緊張しながら使っていました。何しろ高いカメラなので、壊したらどうしようと芸術品に触るような気持ちでした。でも、半年が経ち、少しずつ慣れてきたおかげで、今では道具として毎日持ち歩く相棒になりました。先日、ストラップを変えるときにうっかり手が滑ってテーブルにぶつけてしまい、そのときはさすがにショックでしたが、それをきっかけに、気負いなく持ち運べるようになりました。

初めてのライカと一緒に選んだレンズは、ズミクロンと迷いに迷った末、スチールリムを選びました。ズミクロンのクリアな写りも魅力的でしたが、せっかくのライカのレンズを買うので、少し個性的な写りを楽しめるレンズの方が楽しいかなと思いました。この半年使ってみて、開放時の独特なにじみや、絞ったときのシャープな描写にすっかり魅了され、今ではお気に入りの一本です。

スチールリム

カメラに詳しくない人から見れば、信じられないような値段かもしれませんが、M11-Pを手に入れて本当に良かったと感じています。レンジファインダーで写真を撮るという体験は、他のカメラでは味わえない特別なものです。ファインダー越しに世界を眺めながら、構図にとらわれず、撮りたい瞬間を切り取るスタイルがとても心地良くて、自然とシャッターを切りたくなります。

これからも、このカメラを大切にしながら、さまざまな写真を撮り続けていこうと思います。

ちなみにM11-Pの写真はGR IIIで撮影しました。小型で写りも良い素晴らしいカメラです。普段はPeak DesignのEveryday Sling 3lにGR IIIとM11-Pを入れて持ち運んでいます。

カメラ:GR III
現像:Adobe Lightroom

いいなと思ったら応援しよう!