付き合って一年になる彼との試練とその戦略について
「付き合いが長くなるほど、気を遣うようになってしまう」
と彼は言った。
それはわたしにとって想定外の、意外な一面だった。
確かに彼はいつもそれとなく気を回してくれるタイプで、
例えば飲食店で、急いで次に行かないといけないけどなかなか食事が出てこない時、彼はサッと食べて先にお会計を済ましてくれる。
例えばわたしが仕事でバタバタしているとき、彼はご飯を作ってくれていた。
(食べることばっかり思い出すなあ笑)
付き合いが長くなるほど気を遣ってしまう相手は彼女に対してだけらしい。
家族や友人には気を遣わず、本音で話せる。と
彼女に対してだけ、メンタルが弱くなる。と
例えるなら、
友人の前では『にゃお』で、
会社では『がお』で、
彼女では『・・・・・。(虫の息)』らしい。
・・・・・なんでやねん!!!
と思った。
彼のことを鈍感だと思っていたけど、繊細だったのだ。
言葉にできない感情がたまっていたのだ。
わたしは口がよく回るので「そんなにスラスラ言葉が出てきてすごい」とも言っていた。
確かにそれについては長年鍛えてきたので、文章をスラスラ書けるぐらいには言葉が出てくるよ・・・・
もうひとつ彼が言っていたことがある。
「(はむちゃん)がこわい。」と
こわい点はふたつあって、
最近たくさん質問してくれるのが、尋問みたいでこわい。と
もうひとつは、
はむちゃんが壊れそうでこわい。と
前者は、尋問みたいにならないように気を付けます。としか言いようがないし、今後気を付けようと思う。
どうやって気を付ければいいかは分からない。
後者については・・・気を付けようがない。
それにわたしは強い。と思う。
(知らんけど)
さて、この意見を受けてはむちゃんが持てる選択肢は以下の2点である。
彼が変わる(わたしに気を遣わなくなる)のを根気強く待つ。
さっさとお別れする。次を探す。
はむちゃんは1を選びたいと思っている。
彼が好きだから。
だけどそれも無条件で待つのは違うと思う。
期限を決めて待つ。
期限を決めて、それも相手に伝えた上で待つ。
相手の気持ちを確認して、前向きな意見の場合は(いったん)無期限で待つ。
だいたいこの3つのどれかが妥当かなとは思う。
3つ目に上げた「前向きな意見」とは、
彼がはむちゃんを好きで、彼が彼自身とはむちゃんのために変わりたいと思っているかが焦点になる。
正直、そこまで自信はない。
どうするかはまだ、決めていない。
はああはああああああ~
こまった!!!!
ただ、「ピンチ」は「チャンス」なのだと、
手垢のついた言葉だが、これは真実だ。
【補足】
Why(なぜ?)と聞くと、意識が過去に向いてしまうので、
How(どうやって?)と聞くと、意識が未来に向く。
彼とどうやって、いい関係を築いていくことができるか考えよう( ˊ̱˂˃ˋ̱ )