TRANSIT IN SUMMER(cover)
GOOD BYE APRIL、メジャーデビューシングル "BRAND NEW MEMORY" 配信リリースからおよそ1ヶ月半。
new 7inch "BRAND NEW MEMORY / TRANSIT IN SUMMER" が本日リリースになりました！
デビューシングルをフィジカルにできたことがまず嬉しいのと、
林哲司さんと一緒につくった "BRAND NEW MEMORY" アナログで聴くと、時代を超えてリンクする感じや楽曲の本質的な部分が際立って、また一段と味わい深く楽しんでいただけると思います。
そしてB面には！
杉山清貴&オメガトライブの！
TRANSIT IN SUMMERのカヴァーを！
収録しました。愛を込めて！
原曲こちら↓
杉山清貴&オメガトライブがマイブームになったのは2020年の夏、
ほんとにひと夏通して愛聴していました。
杉山さんを中心にきゅうてぃぱんちょすとしてスタートし、藤田浩一さん主導のプロジェクトとして林哲司さんを作曲に迎えデビュー、海やドライブの似合う良質な音楽をつくることにとにかくフォーカスした、バンドだけどバンドじゃないようなそのプロジェクトとしてのかたち自体にもすごく興味を惹かれ(きっとご本人たちは色んな葛藤もあったことと思いますが)、"Xanadu" 以降の曲にはオメガトライブからの影響がしっかり滲んでいる曲がいくつかあります。この曲とか、、
もともと、僕らはバンドですが2016年以降メンバー以外の鳴らす楽器の音も曲が求めるのであれば惜しみなく入れる、「曲のために尽くす」がモットーのバンドでした。
オメガトライブの在り方は、僕にとってはそのモットーにリンクするように思えたし、自分の声質や歌い方も、自分の中で自然と杉山さんを重ねるところもありました。
そしてやはり、林哲司さんのつくるメロディーが僕らは大好きでした。
なので、オメガトライブのカヴァーはいつかやりたいな〜と思っていて、
そしたらばまさかのメジャーデビューで林哲司さんとご一緒できることになり、
"BRAND NEW MEMORY" をつくり、
それを7inchにしてB面にカヴァーを入れようとなり、、
それならば今だ！
となったわけです。
杉山清貴&オメガトライブの曲のなかで、"TRANSIT IN SUMMER" は僕の中でベスト3、下手したらNo.1の大好きな曲でした。
他の曲ももちろん候補に挙がりましたが、今回は僕のわがままでこの曲を選ばせていただきました。
アレンジでは「ブギー」の要素を取り入れる、というのが主眼のひとつでした。
原曲よりもBPMを違和感なく聴けるギリギリまで上げて、新たなリズム解釈を試みました。
ビートをつのけんと組み、延本がスラップベースを弾き、吉田くんがギターを2本弾いています。
カヴァーをやるときは、いつもその曲を大好きになるところからスタートで、笑 なかなか原曲を崩したくなくなってしまって悩みますが、
今回は絶対に残したいリフやフレーズ、逆にここは崩してみたい、というのが自分の中でわりと明確に見えたので、原曲のフレーズも随所に残しつつ、色んなトライもできたかなと思います。
ゲストプレイヤーには島裕介さんをお迎えして、はじめはトランペットのみお願いしようと思っていましたが、なんと当日スタジオにそれ以外の楽器もたくさん持ってきていただいて、結局トランペット、トロンボーン、フルートを入れていただきました。なんて贅沢。ありがとうございました！
今回はミックスもStudio Happinessの平野さんにお手伝いいただきながら一緒にやりました！難しかったけど楽しかった…
個人的にはVoのリヴァーブ感(かなり深いけど晴れてる)、ところどころにかかるディレイがお気に入りポイントかも。
ということで、7inchも4作目にして今回もすごくいいものになったと思います！
延本画伯によるジャケやトータルデザインもぜひ現物で手に取っていただけたら嬉しいです。
6/8にはタワレコ渋谷でインストアイベントも決まりました！
そして "TRANSIT IN SUMMER" 配信も出ました！
このジャケもまたいい！
ぜひたくさん聴いてください。
林哲司さんと一緒に曲をつくれたことも、
大好きなオメガトライブをカヴァーしたことも、
打算じゃなく愛でやれてることが、
ほんとに幸せだな〜〜と実感しています。
そこだけはこれからも変わらないので、
愛や心意気を真ん中に据えてやっていきますので！
明日のライブでの "TRANSIT IN SUMMER" 初演奏も楽しみだなぁ。
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