「”聞く”は、技術」京都ライター塾アドバンスコース講座レポート
「2023年は新しい学びを!」と決意し選んだ、エッセイスト・ライター・編集者の江角悠子さん主宰の京都ライター塾。塾では3ヶ月間でライティングの基本を習得。現在は、月1回、同塾のアドバンスコース(上級者)で学び中。
京都ライター塾アドバンスコースは、全6回90分、オンラインで開催。月1回のペースで、課題の提出もあり、書くことを継続的に実践していくことができるコースです。
“アドバンスコースで学ぶこと(全6回)”
コースも後半に差し掛かり、最も重要な課題「人物インタビュー」。自分でインタビューしたい相手を探し、インタビューをして記事を書いていきます。今回は、人物インタビュー原稿のフィードバックをもらうのが講座のメイン。
私がインタビューの相手に選んだのは、自宅のリフォームの設計を依頼した設計士さん。自分の希望を想像以上に叶え、素敵で住みやすい家にしてくれ、とても良かったからです。
インタビューする前に、江角さんにインタビューの企画内容を企画書を元に相談し、インタビュー前にやるといいことのアドバイスをもらいました。
インタビュー前にやったこと
”自分のリフォームの体験レポートをnoteに投稿。”
このレポートを読み、知人からも「素敵な家ですね!」と、反響をいただき、インタビューをいいものにする自信が湧いてきました。
書いたことで、自分が気に入っているポイントが整理できて、心が落ち着きました。
ここから講座の内容を書いていきます。
インタビュー記事をより良くするためのポイント
更にここでもう一つ習ったポイントがあります。
インタビューを録音して、後から聞いてみると自分のクセがよくわかるとのこと。例えば、「ええと」「あのー」をよく言ったり、自分のことを話しすぎていたりとか。実際に音声からの文字起こしをしなくても、聞いてみると学びがあると知り、次回はボイスレコーダーを必ず持っていこうと思いました。
インタビューの心得については過去にレポートを書いています。(記事はこちら)
他の塾生の原稿を読む
他の塾生4人の原稿をお互いに読み合いました。
講師の江角さんにインタビューした塾生、自分の興味のある方を選んでインタビューを行った塾生もいました。私も以前に江角さんにインタビュー経験があります。私の場合は、幸せを感じるための生き方をテーマにしたのですが(記事はこちら)、他の塾生は江角さんの時間管理術や働き方についてのインタビューで、記事への切り口は聞き手次第で、様々な視点になるのだなと興味深く読みました。
原稿へのフィードバックの内容
記事としてのつながりが美しくなるようにいくつかアドバイスをもらいました。
その他
原稿の中で「これは、勇気がでる言葉ですね!」「この内容、面白いです!」など江角さんからのコメントがありました。最初の読者に共感をもらえ、とても嬉しかったです。
※原稿は、後日noteへアップする予定です。
講座の感想
自分で褒めてあげたい、成長したところが二点あります。
1.口語体、文語体に意識が向けられるようになったところ
これは、初めてのインタビューで相手の言葉を一語一句そのまま使わないと、相手に失礼なのではないかと思い込み、口語体で書いていました。私以外にも数人同じことをしているのを見たので、初心者ライターにはありがちなのかもしれません。
今では、しっかり口語体を文語体に変換できるようになりました。
※この講座前に、インタビューの文字起こしデータから記事を書く、ある企業のインタビューライターのテストライティングに応募し、二次次試験に合格しました!
2.足りない言葉を補えるようになったところ
いい素材(インタビューの言葉)を使って、料理するのは私。読者のために美味しく(わかりやすく)料理する!そう思ってどんどん滑らかになるよう書き換えていくことができるようになりました。
自分の興味のある人を選び、インタビューのために会いにいき、情報を整理し、原稿を書く作業。相手が大切にしている本質へ、辿り着く過程。
「なんだかこれって、大人の自由研究みたいじゃない?」とワクワクしました。そして、自分の知りたいことを、他の人とも分かち合えたら、もっと嬉しいです。
さて、次の課題は「エッセイ」。書くことで、自分と向き合う旅を続けていきます。