豆からあんこを作るのも、ご飯を炊くのと変わらない。
料理はわりと好きな方だけど、お菓子となると、数えるほどしか作ったことがない。しかも和菓子と来た日には、未知の世界。手作りするなんて想像できない。
今日は、先週書いたnoteの続きのような話。
まず、和菓子のベースとなる、あんこ。
前の晩から豆を水につけて、ゆでて、搾ったあと、練りこんで、と、かなりおおざっぱに言っても、その手間は気が遠くなる。
しかもあんこが出来上がっても、まだ終わりではない。大福でもお饅頭でもようかんでも、さらに作業は続くのだ。めんどくさがりの私にはきびしすぎる。
ということを、和菓子の達人に話した。すると彼女曰く、何度もやっていれば、自然に自分のものになっていくから、ごはんを炊いたり、お味噌汁を作ったりするのと同じように、ごくあたりまえの作業として身につくのだそうだ。
だから、あんこ作りのために体が自然に動くのだと、さらりと言う。
なるほど。と、わかったような返事をしたものの、私にとっては、noteを毎日書くことよりもやっぱり難しいように思えるのだ。