『空のふりかけ』
『空のふりかけ』
このタイトルにピンときますか?
こないですよね笑
私の人生を輝かせてくれた言葉です。
24歳、カメラ歴はまだ4年目というまだまだな人生ですが、
確実にキラキラさせてくれています。
私は写真がとっても好きです。
綺麗といわれる写真を撮ることも好きですが、
私にしかできない作品、あの人といえばこれ!
そんな作品を目指しています。
写真には文字はありません。
ですから、作者の想いが必ずしも思い通りに伝わるとは限りません。むしろ伝わらないことが多いと思います。
正しく伝えるべき写真や人それぞれの経験や思いから様々なものを感じとることができる写真、作品の使用目的により求められるものは変わります。
私は、自身の思いを作品に込めつつどんな形であれ見てくれた人の心に残って欲しいと思っています。
ふとしたときに見ることができる場所、そんな場所にあるともっと嬉しいです。
『空のふりかけ』は、私が初めて大きなフォトコンテストで銀賞を頂いた作品のタイトルです。
もともと作品となったもとの写真はカメラ歴1ヶ月で撮った
ボツの写真。
ふと、過去の写真を引っ張り出して編集をしたくなりました。
思いっきり切り取りました。思いっきり編集しました。
その完成した作品を見た瞬間にこのタイトルしかない!
と思ったのです。
面白がられることが多く、個人的にはビビっときたタイトルでしたので周囲の反応が私の期待する反応とは違いました。
しかし、大笑いもされつつその発想はなかった!と反応してくれる人が多かったのです。
フォトコンテストに出してみると、約37000点の応募から銀賞に選ばれたのです。
写真展や表彰式のために東京にも行きました。
初めて大きくプリントされた私の作品を見ました。
本当に素晴らしく、画面で見るものとは全く違うのです。
表彰式では、作家さんも審査員として選ばれておりタイトルのことについて話しておられました。
「タイトルも完成してこそ一つの作品」
ある編集長にもタイトルを褒めていただきました。
とてつもない大きさの自信と勇気と今の感覚でいいというメッセージをもらったと思いました。
綺麗な写真は誰でも撮れます。スマホのカメラも進化し値段も高額になるほどです。カメラの性能を競い合うようなスマホの世界です。
カメラを持つ前は、私も長くスマホで撮っていました。
そこでいろんな目線を学べたと思っています。
形から入る高額で高性能なカメラを持つこともいいと思いますが、私にはまだそんなお金はありません。
今の素敵なカメラで、素敵な景色を切り取り、私だけの世界を表現したいと思います。
編集することが、真を写さないものという考え方をお持ちの方も、ぜひ私の作品を見ていただけたらなと思います。
文字で表せない、人それぞれの思いを
私は写真という作品をもって共有していきたいと思います。
『空のふりかけ』
長く書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
個人サイトやInstagramに作品をアップしていますので、見ていただけると嬉しいです。
ポートフォリオ:https://hellobonchan.myportfolio.com/portrait
(hellobonchan photography で検索するとと出てきます)
Instagramアカウント:@aoi_bon