台湾一人旅 2泊3日(2日目)
阜杭豆漿
ホテルが鹹豆漿で有名な「阜杭豆漿」向かいだったので行ってみた。5時半に起きて、部屋から行列の状況見てたらもうけっこう混んでる。私は6時くらいから並びだして、最後に商品を受け取ったのは6時45分くらい。行列の前も後ろも日本人。日本人が行き、日本語の口コミをし、また日本人が行く。早朝に列に並び、中国語でまくし立てるおばちゃんに注文するのもコンテンツの一部として捉えたら、みんなで行ったら楽しめるかも。
私は鹹豆漿と飯糰(ファントァン)を注文した。飯糰は前回食べ損ねたので絶対食べたいと思っていた。席取り合戦が酷いと聞いてたので持ち帰りを選んだけど、普通に座れそうだった。
事前に口コミやYoutube見ていたら「美味しいけど並ぶほどでもない」という意見をよく目にしたが私の感想も同じ。味だけを求めるなら、他にも同等もしくはもっと美味しいところはあると思う。鹹豆漿はあっさり目に対して、油條はかなり油っこいので、交互に食べると美味しかった。鹹豆漿と油條が入ってる何かを注文するのがおすすめ。
お昼はアクティブに
松山奉天宮
一人旅では、ホテルにいる時はプログラムのコード書いたり思考の整理する事が多い。そんな事を数時間してたら流石に時間がもったいないので、道教寺院である松山奉天宮にバスで向かった。ホテルから40分くらいだったかな。日本のお寺や神社にはない派手さが魅力のアジアの寺院。赤、黄、金、黒がよく使われてる印象がある。松山奉天宮も例に漏れず派手ではあるが、厳かさもあり、何とも形容しがたい魅力がある。
松山奉天宮は以前日本統治時代に一度破壊されたらしいが、地元の人の力で再建したらしい。
Google Mapをみるともう少し山の方に歩けば、いくつか寺院がありそうだったのでいってみる事にした。
しかし、暑い、、、午前中といえど熱帯地域でハイキングは体力をものすごい勢いで奪っていく。寺院が見つからなかったり、見つかっても鉄骨の寺院だったりで、いつの間にかただのハイキングになってた。これも一人旅の醍醐味なので歩けるところまで歩いて下山してきた。スマホの充電もなくなってきたので、一旦ホテルに戻ることにした。流石にヘトヘトでUberを呼んだ。やはり便利。
鬍鬚張魯肉飯
ホテルで少し休憩してもまだ13時くらいだったので、ランチに行くことにした。トリュフ小籠包が6個から食べられるお店が近くにあるので行ってみたら、どうやら人気店だったみたいで30分待ちと言われあえなく退散。近くにあった髭のおじさんのロゴで有名な「鬍鬚張魯肉飯」があったので行ってみることにした。魯肉飯のチェーン店で台北を歩いているとほんとよく見かける。お味は八角の味が少なく万人受けする魯肉飯だったが、個人的には物足りなかった。ちなみにモバイルオーダーだったがUIは全て中国語。自分で頑張ってみたけど恐らく店員さんにも直接注文出来たと思う。
国立台湾大学
その後は前回の台湾で行きそびれていた台湾大学に行ってみることにした。こちらも日本統治時代にできた大学ということで、昭和初期の建築スタイルとなっている。元々は台北帝国大学と言う名前で帝国大学の一つだったので、ある意味「旧帝大」と言える。
台北大学のキャンパスは広大で、建物も新設されているので、クラシックな建物もあれば、近代的な建物もある。そしてその建物を隔てるのはヤシの木と大きな道路。キャンパスが広大なのでみんな自転車でキャンパス内を移動している。「学生」じゃなく「みんな」と書いたのは、大学内には観光客、地元の人、写真撮影を取りに来てる人など様々な人たちがいるからである。
クラシックな建物は本当に美しく、南国の雰囲気とヨーロッパのような雰囲気と大学独特の空気感が相まって、自分も大学に通ってみたいと安易に思ってしまった。
大学キャンパスをいっぱい歩いて少し疲れたので大学近くの「龍潭豆花」で豆花を買って、大学のキャンパスで頂いた。本当は龍潭豆花の店内で食べたかったけどローカル感に怯んで持ち帰りを選択してしまった。前回豆花食べた時はそこまで美味しいとは思わなかったけど今回の豆花は美味しかった。ほんとシンプルな豆花は甘い飲み物に近い感じで、体を一気に冷やしてくれた。暖かい台湾で豆花が愛される理由がよくわかった。
最後は士林夜市へ
Uberでホテルへ戻りひと休憩して、次は有名なナイトマーケット士林夜市へ。特に下調べせずに行ったらこれが結構失敗だった。士林夜市は一つの大きなストリートというより、(大きなストリートもあるが)お店が士林夜市というエリアに点在している形なので、事前に見ておかないとひたすら歩くことになってしまう。また人気のナイトマーケットなので有名店にはすごい人が溢れていて近くは人が通れないほどになっている。あまり買いたいものもなかったので、珍しいタイのロティとシンガポールのサテがあったので買ってみた。ロティはタイで食べたロティが100点とすると10点くらいで、サテは基準がないがカレー味の焼き鳥という感想以外に出てこなかった。
けっこう遠かっただけに謎の敗北感を感じてホテルに戻ることに。そしてホテル最寄りの駅に着いたら大雨。小腹が減っていたのでコンビニで韓国で人気と書かれたパンを買ってホテルでお腹を満たしておいた。
もちろん楽しい1日であったが、一食一食に命をかけてる自分としては食に関しては不甲斐ない1日だった。