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鞘師里保さんのバスツアーに参加してきた
2024年11月9日(土)〜10日(日)
鞘師里保さんファンクラブイベントのバスツアー『さやしいバス旅 vol. 2 ~京都編~』なるものに参加した。
この一番上の画像は、抽選会で当たった生写真。
以下は、大切な思い出。
一日目
インバウンド勢にも劣らないパツパツのリュックサックを背負い、新幹線で京都へ向かう。単独での参加である。元々、鞘師さんのライブやイベントは一人参加者も多く、私もすっかり慣れたものだ。絶妙に誰とも目を合わせずに現場周辺にひっそり佇む。しかし、バスツアーともなればやはり隣の席になった人と楽しく会話してみたい、うまく話せるかなぁ、などと私も一丁前に胸をトゥンクと緊張させながらバスに乗り込んだ。しかし、トゥンクも虚しく、私の隣の席には誰もいなかった。なんでだよ、誰かいろよ。ひとまずバスではよく寝た。
まず向かった先は、松竹京都撮影所。
小グループに分かれて待機していると、それはそれは美しい振袖姿の鞘師里保さんが現れた。姿勢、うなじ、立ち振舞の美しさの中に可憐さもあって、その姿はまさに女神。神々しい輝きを放っている。ただ、この着物の女神、ずっとオタクの1m先くらいにいる。ずっと近い。旅館の女将みたいに我々を引き連れて直々に撮影所を案内してくれる。急に振り返って目を合わせてフランクに話しかけてきたりする。距離感どうなってるんだ。
宿泊先のホテルへ移動し、宴会へ。
広い会場に円卓が並び、席は事前に振り分けられていた。ついに隣の席に人がいる。しかし、いざとなるとどのように話しかけたら良いのか難しくて、とりあえず料理を口に運んだ。食べながら話すのはお行儀が悪いから、今ちょうど話せないだけだから。誰でもない、自分に言い訳しながら、ピラフを死ぬほど食べた。哀しみのピラフ。料理が美味しくて良かった。結局、円卓の皆さんが感じの良い人たちばかりで、ぽつぽつとお話できるようになり、とても嬉しかった。
後半は、鞘師さんがファンからの質問にたくさん答えてくれたり、話の流れでガンアクションを見せてくれたり、豪華プレゼント抽選会があったり(ここで生写真ゲット)、本当に楽しくてあっという間に時間が過ぎていった。
宴会終了後は、何をするのかよくわからぬまま、ぞろぞろと寒空の下に連れ出された。鞘師さんの話をしばらく聞いていると、………ドンッ!花火が上がった。なんと鞘師さんからのサプライズ。
11月の夜空に季節外れの音が鳴って、大きな暗闇に綺麗な光が広がり、やがてキラキラと消えていく。鞘師さんとファンが同じ空を見上げる。多分ほんの数分の出来事。これは思い出の花火ではなくて、これからも一緒に素敵な景色を観ようねの花火。
そして一日目の最後。
鞘師さんと30秒トーク&2ショット撮影。
トークは徹子の部屋の雰囲気で、優雅にイスに座って話すスタイル。しかしチェキは立たされる。
鞘師さんがしっかり目を見て丁寧に受け答えしてくれるので緊張してしまった。終了後は、この興奮を誰かと共有したい気持ちもあったが、そんなこと器用に出来ないからこその一人参加なわけで、光の速さで部屋に戻り風呂に入って23時くらいに就寝した。
二日目
朝食会場に一人で向かう。我ながら堂々としたものである。しかし、一人で座れそうなテーブルがなかったので、先にいた方々に同席させてもらった。優しく輪に入れてもらえて嬉しかった。やはり、一人より誰かと共に食べるご飯のほうが美味しいに決まっている。
いざ神護寺へ。
足場の悪い石段を350段以上も登り降りするスパルタイベント。行きもしんどいが、帰りはもっとしんどかった。終わったあと鞘師さんが「お尻も鍛えてぷりぷりになりましたね」とかよくわからんけど可愛いことを言っていた。ぷりぷり。
境内では鞘師さんと一緒に「かわらけ投げ」をした。素焼きの薄い小皿を渓谷へ投げて厄除け祈願をするというもの。私はなんと鞘師さんのすぐ隣に案内されて、近すぎて緊張してどうやって投げたかも覚えてないのだけど、隣の鞘師さんは一人だけガチ勢みたいな感じでヒューーーーーーーッンと小皿を気流にのせて死ぬほど遠くまで飛ばしてて上手すぎて笑った。
お昼ご飯は、京都らしく湯豆腐と和食の御膳。
これも美味しかった。ただ、湯豆腐の他に何を食べたのかと聞かれても料理名がよくわからん一品ばかりだった。ずっと、これは何だろう、と思いながら食べていた。何を食べたんだろうか私は。
最後は、八ツ橋づくり体験。
割烹着姿の鞘師さんが、各テーブルを回りながら作り方を説明してくれるスタイル。このバス旅ではもう何度も鞘師さんを間近に見ているが、近くで見れば見るほど、どの角度から見ても可愛いので、まだ新鮮に驚く。
次第に八ツ橋も完成し、バス旅の終焉が近づく。
最後は、ファン約100人が作った八ツ橋に、鞘師さんが一つ一つ奇声を発しながら串をぶっ刺すという謎の儀式が執り行われた。
これにて終了。
2日間の出来事をざっと書き出しただけだが、本当に充実したツアーだった。
参加費が約10万円(相部屋プランなら確かもう少し安い)と知ったときは、おい嘘だろと白目を剥いたものだが、蓋を開けてみれば十分すぎるほど元が取れていた。
あんなにイベントづくしで鞘師さんは相当疲れたのではないだろうか。忙しいのに、ファンのためにこんな手間のかかった、愛のこもったイベントを実施していただき、鞘師さん、スタッフさんには感謝でいっぱいである。
鞘師さんが活動再開を発表して5年目だそうだ。
おめでとうございます。
鞘師さんがやりたいことを全部やってほしい。
何にもとらわれず、鞘師さんが鞘師さんらしく、楽しく活動できますように。
私は私で、5年目も変わらず、鞘師さんを応援していく。