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自己決定のサポートから『子どもの決断力を育む』
子どもの自己決定は重要です。
なぜなら自分で考えて行動する行為は大人になってからも必要なスキルだからです。
自己決定の経験を積み上げることで、自分軸が築かれ、考えがブレにくくなります。
話は変わりますが、面接相談の現場では援助者が相談者の悩みや不安に寄り添います。
しかし、援助者は直接的なアドバイスは行わず、あくまで相談者自身が自分で課題を解決できるように自己決定をサポートしていきます。
このように自己決定のサポートは福祉的な支援でも活用されており、子育てにとっても非常に重要な視点です。
子どもは1歳頃を過ぎると自我がより強くなり、自分でやりたいことが増えていきます。
怪我の危険性やトラブルが起きそうなときには親のフォローが必要ですが、子どもに選択肢を与えて実際にやらせてみる経験はとても大切です。
一方で、自分から一歩を踏み出しにくい子どもの場合はどのように関われば良いのでしょうか?
例えば、
『うちの子はあまり何もやりたがらない』
『外出しても親の後ろに隠れることが多い』
こんなときは親のかかわり次第で子どものやりたいを引き出せる可能性がグッと上がります
まずは、子どもたちが自分で選択するという経験を重ねていくことが大切です。
親のかかわりとしては、
『公園とお家どっちで遊びたい?』
『昼食はおにぎりとパンどっちがいい?』
『黄色か緑のパジャマどっちを着たい?』
単純かもしれませんが、こういった(はい•いいえ)で答える閉ざされた質問を効果的に使うことにより、自分で選ぶことが経験できます
また、子どもがすぐに答えられなくても『今この場で決めなくてもいいよ』という声かけで十分です。
子どもには伝わってますし、こういった語りかけを繰り返すことで、『自分で選択する』という癖が身に付いていきます。
本日もご覧いただきありがとうございます。
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