ハロプロ楽曲解説 ℃-ute「LALALA 幸せの歌」
ハロプロ楽曲解説第10回
℃-ute「LALALA 幸せの歌」
℃-ute メジャー4枚目のシングル。
昨年のゆめりあいイベでも披露。
2人が思い入れのある楽曲として取り上げられた1曲。曲がかかる寸前の仕草が少し話題になったり。
![](https://assets.st-note.com/img/1677237833396-pFqjTKjNMA.png)
作詞作曲はつんく♂さん。編曲は平田祥一郎さん。
つんく♂さんのライナーノーツはこちら。
Produce Work│つんく♂オフィシャルウェブサイト (tsunku.net)
平田さんのプログラミングはもう緻密!
※イヤホンで聴くことを推奨します。スピーカーで聴くよりも発見が多いです。
平田さんの凄さがわかる映像はこちらから。
【編曲家#02】平田祥一郎さんは音のメイクアップアーティスト!〜ハロプロ音楽理論〜 - YouTube
アプカミ#15 モーニング娘。'16「泡沫サタデーナイト!」MV裏側 、アンジュルム「次々続々」サウンドメイキング(平田祥一郎インタビュー)、吉川友MV解禁他 (05/06/2016) - YouTube
1番最初とところどころ出てくる男性の裏セリフ誰なんでしょうかね笑 ゴツそうなイメージがあります。
楽器構成はシンセのみ!?と思わせるほどほぼシンセ(エレクトリック)。
ベースはギターっぽさがあるものの、深く跳ねるようなベース。
メロディ、伴奏ともに調は以下の通り。
●変イ長調(As-dur、A♭ Major)
・調号:♭4個(シ、ミ、ラ、レ)
・主音:ラ♭
・イメージ:夢想的、しっとり
・色:薄い黄色
Aメロは、鍵盤系の弾き方をする伴奏を左側で、伴奏だけどメロディ?(タラッタッタタッタッタララ)と思わせる音を右で鳴らして、メロディやベースは中心で鳴るように音が組み立てられている。時々シンバル(ドラムス?)。
Bメロで右の伴奏メロディは消えて、ギターでコード進行。
左は伴奏とシンバル。
エフェクトで「ピュー」や「ヒュー」、バブル音の「ポポポ…」などコミカルな音が多く、明るい世界に引き込まれるよう。
サビでAメロの左右編成が復活。歌コーラス(下ハモリ)はつんく♂さんと竹内さん。
サビの2フレーズ目からはトライアングルが入って、飾り付け。
ちなみにリズムはイントロの「タンタンターンターンターンタン」(♪×2+3連符)のリズムで繰り返し。
各サビで2フレーズ目から。2番だけ1フレーズしかないのでサビ頭から。
同じくサビ2フレーズ目からは、コーラスが5度上でがっつりハモリを入れて、厚みを持たせてる。同じくらいの割合で聞こえる。この音量バランスもなかなか見ない?
2番はほぼ繰り返し。
間奏入ってベース消えてシンセメロディだけから、一瞬転調して元に戻ってサビに向かう。
転調した調は以下の通り。
●変二長調(Des-dur、D♭ Major)
・調号:♭5個(シ、ミ、ラ、レ、ソ)
・主音:レ♭
・イメージ:活発、華やか
・色:薄ピンク色
ラスサビ後半のメンバーのガヤいいですよね。
みんなデビューして間もない頃なので初々しさが出てるというか、元気なはっちゃけた感じがまたいい。
1番最後はシャボン玉膨らんで弾けた!みたいな感じで締めくくり。
おわり
あとがき
私がハローを知るきっかけとなり、ハローで初めて好きになった曲。
小さかった私は、紅白でこの曲を聴いて、「いい曲!」という印象が頭の中に残り、1ヶ月後に℃-uteがリリース、Mステで披露したのを見て、ハローの世界へ。
当時の動画サイト「Dohhh UP!」で鬼リピしたのを覚えています笑
ここからハローに入り浸るようになり、グループ・メンバー推し増し、一時休止、復帰、推し変等を経て今に至ります。
この曲を生み出してくれたつんく♂さん、平田さんに感謝。