#24【グループ紹介 -つばきファクトリー後編-】ハロプロについて語る
本記事ではハロプログループのつばきファクトリーについて魅力を語っていきます。前編と後編とで内容を分けており以下のような建て付けでまとめています。
●前編(前回記事#23)
①グループの歴史についてデビューから現在までを振り返る
②メンバー1人ひとりに焦点を当てながら魅力を紹介する
●後編(今回記事#24)
③オススメ楽曲をシェアする
④つばきファクトリーへの今後の期待を語る
後編である今回は上記の③と④について思う存分語り尽くしていきたいと思います。
ちなみに前回記事は以下のリンク先から飛べますのでぜひそちらを先に読んでいただけると嬉しいです。
13,000字以上とめちゃくちゃ長い記事になってしまいましたが私のつばき愛をありったけ込めた傑作となっています。良かったらイイね・コメントお願いします。
それでは後編スタートです。今回も最後までお付き合いください。キャメリア ファイッ!
■オススメ楽曲紹介
ここでは私が皆さんに絶対聴いてほしい曲を厳選して8曲紹介します。
つばきファクトリーは数あるハロプログループの中でとても楽曲に恵まれたグループであると思っています。
デビュー当初は「清楚さ」をウリにしていたつばきファクトリーですが活動を経る中で様々な「色」を持つようになってきました。
「王道可愛い」「情熱的」「大人クール」「儚さ」などジャンルに富んでいるということがつばき楽曲の強みと言えるでしょう。
以下では上で述べたようなジャンル分けをベースに、オススメの楽曲をMVと共に紹介していきたいと思います。紹介するポイントは主に次のポイントです。
・歌詞/メロディー/アレンジ
・MV内で魅せるメンバーの表情
もちろん上記ポイントに縛られることなく好きを語っていきたいと思います。それでは行ってみよう!
①片想い・セツナ系
つばきが当初ウリにしていたのがこのジャンル。楽曲のクオリティはもちろんのこと衣装の可愛さやメンバーの表情作りなども魅力と言えるでしょう。上でも述べたつばきの「王道可愛い」が最も感じられる楽曲を見ていきます。
●純情cm
聴けば「切ねええええ」という気持ちになるこの曲。本楽曲は大橋莉子先生が作詞作曲を担当しており、片想いの乙女心を描いた「THEつばき」と呼べる曲でしょう。
この曲を聴くと次のような情景が浮かぶでしょうか。
夏の夕方、気になる彼と、手を伸ばせば触れられるくらい、そんな近くにいるの
すいません。この文章私が考えて書きました。恥ずかし〜。
それはさておき、大橋莉子先生は「季節感」と「心の動き」を表現することに非常に長けています。歌詞やメロディーからその曲がどの季節をテーマにしていて、その中で曲の主人公の心情がどんな風に変わっていくのか、まるで映像があるかのようにイメージがつくのです。
そしてそれを軽快かつキャッチーなメロディーラインに乗せてくれるため思わず何度も聴き直したくなってしまいます。
さあ、以下ではこの曲の推しポイントを紹介していきましょう。
・曲関係ないけどメンバーのおビジュアルがマジで素晴らしい。これが...つばきファクトリー...!!!
・オチサビ直前3:37、りさまるによる「告白してもいいですか」で魂を持っていかれる、新メンバーが加入した今誰がこのパートを引き継ぐのか...
・ラスサビでの転調3:53〜、キー+2となり一気に曲が盛り上がる。ただし最高音がhiD#(女性オクターブ高いレの半音上)となりメチャクチャ高いので歌っているメンバーは辛そう。みんなもカラオケで歌うときは気をつけよう。
●ふわり、恋時計
つばきの数ある曲の中でも『ふわり、恋時計』は超人気曲となっています。一体どんなところが魅力なのでしょうか?
ズバリその魅力は「美しさ」という言葉に集約されると思っています。歌詞、メロディー、音色、映像、メンバーの表情、...何かもが美しいのです。
特に注目すべきは歌詞の美しさ、言葉遣いへのこだわりでしょうか。最近のポップス曲としては珍しく英語がほとんど出てきません(「ワンピース」という1単語のみ)。
それどころか「いずこ」「しのぶれど」「そぞろに」などと言った古語が目立つ歌詞となっています。このような言葉が多用されることで我々日本人にとっては「雅」を感じられ、非常に心落ち着く楽曲に仕上がっていると言えるでしょう。
以下推しポイントを紹介します。
・MVの映像が美しい、ということもその楽曲の魅力を決めるものだと思っています。本MVは非常に幻想的な映像に仕上がっており、「水槽の中」の世界がモチーフとなっています。なかなか瞬間の映像をカットしたものでは魅力を伝えきることはできませんので、これはもうぜひ全編通じて見ていただくのが良いかと思います。
・衣装も美しく、そして可愛いものが採用されています。ジャケ写を貼り付けておきます(※)。
ピンクのワンピース衣装。淡めの色であり可憐なメンバーたちのルックスと完全にマッチしています。まるで妖精が踊っているかのようなダンスを楽しむことができます。
※ 本画像はhttp://www.helloproject.com/release/detail/EPCE-7471/より取得をしたもの。
・サビ1:13〜、キキちゃんパート「目眩の自鳴琴なの」地声⇄裏声の切り替えがとても綺麗で何度聴いても良いものだ。
●意識高い乙女のジレンマ
片想い・セツナ系ソング、最後に紹介するのがこちらの曲。もう1つの表題曲『抱きしめられてみたい』に隠れてしまっていますが私はこっちの方が好きなのです。
恋と夢、どちらを選ぶかで揺れる乙女心を描いた曲。「気になる彼とデートに行きたいけど勉強もしなきゃだし、もういっそ自分が2人いればいいのに!」というジレンマに苦しむ女子学生がイメージできるでしょうか。
「試験」「先生」といったワードが歌詞に出てくるので、この曲の主人公はこれまで勉強もちゃんと頑張ってきたような子で、だからこそ学業と恋と天秤にかけたときの苦悩が余計に大きいのでしょう。
そのような悩む乙女の心情をメンバーが歌声やダンスで見事に表現し切ってくれます。このような観点に注目しながら推しポイントを紹介していきましょう。
・さっそく曲関係ないけどやっぱりメンバーのお顔が強すぎる。さすがつばきファクトリーだぜ(さっきも言った)。
・Bメロ「つまらない子と」の裏声部分(0:43〜)。hiD#と高めの音であるせいか「ジレンマ」に苦悩し、感情的になる乙女の気持ちを感じ取れる。
・Bメロパート続き「他の子誘ったかな、やっぱり行けば良かったな」のりさまるパート(0:48〜)。エッジの入れ方、息漏れのさせ方が天才すぎて鳥肌が立つ。このような表現をさせると彼女の右に出る者はいないだろう。
・2番サビ後のダンス、オケの疾走感が素晴らしい(3:03〜)、ラスサビに向けて気持ちの高まり/心情の揺れが表現されている。
・ラスサビ(3:26〜)、打ち込みではあるがバスドラの音がハッキリと入るようになり、楽曲としての盛り上がりがピークに到達する。作曲者のライナーノーツを読んだわけではないが、この音で心臓の鼓動が激しく鳴る様子を表しているのかなと個人的に解釈している。
以上、片想い・セツナ系楽曲紹介でした。気になる楽曲は見つかったでしょうか?
②熱い・盛り上がる系
このパートではアップテンポで思わずジャンプしたくなるような、特にライブの1曲目やラストに配置されるキラーチューンを紹介しましょう。いずれもライブ定番曲となっています。これからつばきのコンサートに行かれる方は必ず押さえておいてくださいね。
●初恋サンライズ
つばきファクトリーのメジャーデビューシングル。ライブ1発目の曲になる確率が非常に高いです。必ず覚えてライブに向かいましょう。
サビで訪れる通称「サンライズジャンプ」ですが、かつてはオタクたちが一斉に飛び上がる様子を観測することができました(※1)。このサンライズジャンプでオタクが荒ぶる映像を見せたかったのですが、残念なことに公式のメディアを発見することができませんでした。代わりにハロメンによるサンライズジャンプをお見せします。
りこりこ&矢島舞美(※2)によるサンライズジャンプ
※1 一昨年末からハロプロのコンサートではジャンプ行為が禁止というルールが課された。そしてコロナ禍の今では観客はそもそも立ち上がることもできない。しかしながら外部フェスでは別ルールが適用されるため会場によってはサンライズジャンプできることがあるかもしれない。
※2 元°C-uteリーダー。現在は女優として活躍中。
話を戻しましょう。とにかく盛り上がるこの楽曲。いろいろなネタが散りばめられていますので、それらを推しポイントとして紹介したいと思います。
・イントロで流れる「サンラアアアアアアアイズ」、この電子音が聞こえるとオタクたちのテンションは一気に最高潮まで到達します。
・名物セリフパート「こんな気持ち・・・初めて」である(1:12〜)。オリジナルはりさまるが担当していた。オタクたちは皆ここで悶絶していたのだ。
「こんな気持ち・・・初めて」りさまるver.
現在では新メンバーの福田真琳(まりんちゃ)が担当している。武道館ライブの映像があるのでその動画を以下に貼り付けておこう(3:41〜)。繰り返しになるが、この曲は確実に覚えてからライブに行ってほしい。
・やはり何と言ってもサンライズジャンプはチェックすべし。メンバー全員で飛ぶ瞬間をお見せしましょう(1:14〜)。
サンライズジャンプ
外部のフェスでは思いっ切り飛んでいきましょう。私も早く飛んでみたいな(まだ飛んだことない...)。
・ラスサビ直前さおりによる「簡単じゃないの」パート。最後の「の」を伸ばして語尾の音程を下げるのがさおり流である(「ポルタメント」という技法)。
●今夜だけ浮かれたかった
つばきで1番人気がありライブで盛り上がる楽曲。MVの再生回数もこの曲が現時点で1番です。ライブ本編の最後に配置されることが多く、この曲のイントロが聞こえると会場のボルテージは一気に最高潮を迎えます。
本曲はロックミュージシャン中島卓偉が作曲を担当しており非常に情熱的なアッパーチューンとして仕上がっています。またコーラスRECも中島が担当しており彼の美しいコーラスパートにも耳を傾けてほしいと思います。
そして、この曲も初恋サンライズ同じようにライブではほぼ100%パフォーマンスされるので必ず覚えてから現地に向かいましょう。
以下、推しポイントを紹介します。
・浴衣姿のメンバーが可愛い。これはMVのサムネイルからハッキリわかるはず。またもや楽曲関係ねえ。これがオタクだよ!
・ロックな曲調とは裏腹に歌詞はとことん切ない。作詞を担当されているのは児玉雨子先生であり、複雑で繊細な女性心理を巧みに隠喩的に表現してくれます。以下、歌詞の一部分を拝借します。
今夜だけわがまま言えば あなたと見つめ合いたいよ
今夜だけわがまま言えば 星空を見なくて済んだ
この楽曲は主人公の女の子が友人たちと花火を見に行くという設定で、その中には気になる彼もいて...というシチュエーションになっている。この歌詞からは花火が打ち上がる星空をみんなでボッーと眺めるんじゃなくて、大好きな彼ともっと近づきたいという切ない乙女心を読み取ることができるだろう。この心理描写を「星空を見ない」というフレーズで表現したところに私は感動を覚えたのである。
・Cメロパート(2:37〜)、『今夜だけ浮かれたかった』名物と言っても過言ではない。きしもん→キキちゃん→おみず→さおりが繋ぐこのパートはキーも高く、感情的な歌詞となっているため楽曲の中で1番盛り上がる場所になっている。もはやこのパートを聞くためにつばきのライブに行くと言っても良いだろう(←それは言い過ぎ)。締めのさおりパート「泣きたいわああああああ」の後にオタクたちが「うおおおおお」と盛り上がるのがかつては定番であった。早く元の世界に戻れ〜。
●断捨ISM
こちらもアップテンポで盛り上がる曲。この曲は昨年リリースされたばかりの曲で比較的新しい曲ですがつばき単独はもちろんハロコンなどでも披露されておりオタクたちの間では既に耳馴染みのある曲となっています。
湘南乃風SHOCK EYEが作詞作曲を担当しており小気味の良いラップとライムが癖になります。ただしキーがめちゃくちゃ高いので歌っているメンバーたちはちょっと苦しそう。カラオケでも歌うのがとっても大変です。
MVの中ではキキちゃん、おみず以外のメンバーが小人となり洋服や雑貨などの断捨離を行う妖精として登場します。凝った演出が見られるMVとなっていますのでそこも注目ポイントなのではないでしょうか?
以下同様に推しポイントをまとめています。
・冒頭(0:25〜)、りこりこ&まおぴんによるバキバキダンスパート。ここのダイナミックさが我々の心を一気に鷲掴みにするのである。
・サビ(1:22〜)、hiA、hiB、hiC#を中心にハイトーンで構成されており勢いを感じる。最高音は何とhiD#まで到達し歌いこなすのは非常に難易度が高い。ここをバテずに歌い切ることはメンバーにとっても課題であるだろう。
・2番冒頭のラップ(1:58〜)、「その流儀...」というフレーズが続くこのパート。1番とは全く違う構成になっているところが新鮮で聴く側を飽きさせない。ここを噛まないように歌うのは大変だができると気持ちいい。皆さんもカラオケでぜひお試しあれ。
以上、熱い・盛り上がる系楽曲の紹介でした。みんなで現場でブチ上がろうぜ!
③クール・スタイリッシュ系
最後につばきファクトリーでは数少ないオシャレ成分強めの楽曲を紹介しましょう。キュインキュインとしたギターサウンドが特徴的で、特に運動中に聴くと気分が高揚するようなサウンドを楽しめると思います。
●就活センセーション
就職活動をテーマにした非常に珍しい楽曲。リクルートスーツを着たメンバーがバキバキにダンスを決める姿はなかなか見られるものではなくハロプロ楽曲の中でも異色を放つ存在です。
この曲も中島卓偉が作詞作曲を担当しています。ちょっと脱線しますが、面白いのは中島卓偉本人はいわゆる就職活動をしたことがないというところです(※)。全てイメージでこの楽曲を作り上げたのだから天晴れとして言い様がありません。
※ 中島卓偉は中学卒業後「俺は音楽で飯を食っていく」と言い高校には行かずバイトで生計を立てつつ音楽活動を続けてきました。そんなロックンロールな男なのです。ちなみに私が中島卓偉の曲で1番好きなのは「NEVER FADES AWAY」という曲です。ライブ映像がありますのでその動画のリンクを貼り付けておきます。
映像は21:08〜になります。彼の圧倒的な歌唱力をお楽しみください。
さあ、本題に戻りましょう。以下『就活センセーション』の推しポイントです。
・イントロ、ベーススラップがガンガンに決まっていて最高である。
・「よろしくお願いいたしします」の振り、まさかのお辞儀である。これは振りと呼ぶべきかわからないが。それにしてもよくこんなリクルートスーツで踊れるものだ。さすがハロプロ。
「よろしくお願いいたします。」
・ラスト(3:57〜)、「巻き起こそうセンセーション、塗り替えようセンセーション」の畳み掛けるところが好き。この勢いがクセになる。
・ラストきしもんフェイク(4:06〜)、この曲に限らず素晴らしい。そしてライブでもバッチリ決めてしまうのが彼女の凄さである。
最後にオマケ。ちょっとした小話ですがMVにはBerryz工房の熊井ちゃんが出演しています(1:55あたりなど)。ぜひ探してみてください。
●涙のヒロイン降板劇
現時点での最新曲。新メンバー4人が加入してから初めてリリースされた新曲です。これまでのつばきファクトリーが歌ってこなかったような「強い女」を表現するこの楽曲。
衣装、メンバーの表情など全てがNewつばきと呼べるものであり、オリジナルメンバー8人の圧倒的成長と新メンバー4人のポテンシャルを確かに感じられる、つばき第2章を象徴づけた名曲と言えるでしょう。
そんな名曲の推しポイントを紹介します。見所、聴きどころがたくさんあるのでいっぱい書いちゃいます。
・きしもんフェイク、曲の至る所に散りばめられている。ラストに行けば行くほど圧巻の技術を披露してくれる。つばき最強の歌唱力を持つ彼女の歌声を味わってほしい。
・サビ、ゆうみ氏「私が私のこと」パート(1:18〜)。彼女の透明感ある声質が実に魅力的である。ただし彼女の歌声の素晴らしさを本当に味わいたいならライブに行くことを強くオススメする(※)。
※ ゆうみ氏の歌唱力はあまりにも頭抜けている。既にタケさん(竹内朱莉)、きしもん(岸本ゆめの)と同じ序列にいると言っても過言ではない。間違いなく将来、彼女が歌唱力No.1になると信じている。12月10日に行われた新メンバーFCイベントに行ったことで私は強い確信を持つようになった。
・サビ、ヤギシオ「愛せなくちゃダメ」の憂いを帯びた歌声(1:22〜)。このWETさを加入4ヶ月のメンバーが表現できてしまうというところにポテンシャルの高さを感じずにはいられない。そして表情もめちゃくちゃ色っぽい。好きだ(直球)。
・おみずの低音コーラス、実は彼女の声もきしもんフェイク同様いろいろなところに散りばめられている。例えば「取り返せプライド」パートがそうである。新メンバー4人による主旋律より1オクターブ下のコーラスを入れている。
・ヤギシオの美しいシルエット、曲関係なくてすんません。
右から3番目、背面ヤギシオ
以上、私のオススメ8曲を紹介しました。
今回はいずれもMVがあるシングル曲のみを紹介しました。しかしながら実際のところ、つばきの名曲はアルバム曲にこそ集約されていると言っても過言ではありません(これはマジ、つばきのアルバム曲聴かないのは勿体ない)。
これまでにつばきファクトリーがリリースしたアルバムは次の2つです。以下に曲リストをドーンと載せます。その中で特に聴いてほしいものに♡印をつけさせてもらいました。これら♡印をつけたものはMVとは別の媒体とはなりますが試聴できる資料を付しています。
★1st album『first bloom』
【収録曲】
・初恋サンライズ
・表面張力〜Surface Tension〜
・今夜だけ浮かれたかった
・就活センセーション
・I Need You 〜夜空の観覧車〜
・可能性のコンチェルト
・春恋歌
・デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
・帰ろう レッツゴー!
・Just Try!
・純情cm(センチメートル)
・笑って
・雪のプラネタリウム
・うるわしのカメリア
・ハナモヨウ
・低温火傷
・ハッピークラッカー(♡)
★2nd album『2nd STEP』
【収録曲】
・断捨ISM
・マサユメ
・三回目のデート神話
・意識高い乙女のジレンマ
・愛は今、愛を求めてる(♡)
・ふわり、恋時計
・最上級Story
・光のカーテン
・ナインティーンの蜃気楼(♡)
・恋のUFOキャッチャー
・イマナンジ?
・だからなんなんだ!
・My Darling~Do you love me?~
・抱きしめられてみたい
・足りないもの埋めてゆく旅
愛は今、愛を求めてる
ナインティーンの蜃気楼
いずれの曲もiTunes Storeなどで1番までは試聴できるはずなので気に入ったらぜひ購入を検討してもらえると嬉しいです。
以上、つばきファクトリー楽曲紹介のパートでした。
■今後のつばきファクトリーに期待すること
10月に武道館公演を大成功に収めたつばきファクトリー。心技体共に充実している彼女たちが今後どのような成長を遂げるか、というよりは遂げてほしいか、私の個人的な想いを好き勝手に書いていきます。完全に私の妄想なので「へぇ、そういう考えもあるよね」くらいの気持ちで読んでいただけると幸いです。
さあ、前置きはこのくらいして語っていきましょう。将来を語るにあたって、まずはこの直近1年間のつばきファクトリーについて振り返ってみたいと思います。
私がこのnoteを書いている今は2021年の12月です。ここから1年前のつばきファクトリーは客観的に見れば決して良い状態とは言えなかったでしょう。
この頃は当時サブリーダーであった小片リサ(りさまる )の活動終了が告げられたときでした。人気・スキルの両面でグループを支えていた彼女を失ってしまったことは、つばきにとってあまりにも大きな痛手だったと誰もがそう思ったはずです。
つばき楽曲のコンセプトとして彼女のイメージ(薄幸感、透明感、...)に合ったものは数少なくなかったですし、その彼女の表現力がより楽曲の魅力を際立たせていたと認識しています。特に6thシングル『抱きしめられてみたい』などはその最たるものだったと個人的には思っています。
彼女を失ったつばきがこの先どんな路線で行くのか、事務所もメンバーたちも苦慮したのではないでしょうか?そして我々オタクたちも一体どうなるのかと気を揉んでいました。
りさまるの脱退後まもなく、2021年を迎えました。そこで事務所から再び驚くべきお知らせが伝えられます。
つばきファクトリー新メンバーオーディションを開催
何となくオーディション開催の予想はしていましたが、想定以上に事務所の動き出しが早かったなという印象でした。このスピード感で動いていたことから、事務所としてもつばきに対してかなりの危機感を抱いていたのではないかと推察しています(※)。
※ これは私の勝手な考えですが、「グループ解散」も経営判断の候補にはあったと思います。あの流れを断ち切るには「新メンバー投入」くらいの大きなテコ入れしないと乗り切れなかったのではないでしょうか。
結局、オーディション合格者が3人、ハロプロ研修生からの昇格が1人、合わせて4人が新しくつばきファクトリーに加わることになりました。新メンバー加入発表映像を以下に貼り付けておきます。
加入したメンバーは、オーディション組:河西結心、八木栞、福田真琳/研修生昇格組:豫風瑠乃となりました。
新しく入った4人に共通して言えること、それは
最初からステータスが極めて高い
ということです(ゲームみたいな表現ですいません...)。まず研修生出身であるルノーについては当初からその歌唱力が高く評価されていました。彼女は21年春の実力診断テストにおいてベストパフォーマンスを獲得した超新星です(実際のところ、歌唱力でもぎ取ったわけですし...)。
一方で、果たしてオーディションメンバーは如何に?とオタクたちは注目していました。その答えは次の映像が出た時にハッキリとわかりました(4:37〜)。
オーディションの様子をオタクたちは皆こう思いました。
あれ?今回のオーディション合格者たちスキルイカれてね?
まさかここまでのスキルメンを一気に投入するとは、事務所も大胆なことをしました。
しかしながら、この事務所の選択は大正解でした。即戦力かつ大戦力として活躍できる新メンバーの存在に触発されたのでしょう。オリジナルメンバーの8人もメキメキと力を伸ばしていき、10月の武道館公演へ向けてグループ史上最高に完成された状態まで辿り着くことができました。
つばきのスタッフ陣もグループの仕上がりに大きな自信を持っていたのでしょう。ツイッターでは公演当日に次のような呟きも見られました(つばきファクトリー公式アカウントより)。
そして迎えた本番、公演タイトルの通り「スッペシャル」なパフォーマンスを披露してくれました。歌・ダンス・表現、全てにおいて今までとは次元の違うレベルに到達しており、個人的には一気にハロプログループの中でもトップに躍り出たと思っています(※)。
※ 念押ししますがあくまで個人の意見です。
はあ...ここまで来るのが長かった。やっと本題である今後のつばきに期待することを話せます。
とは言うものの私が願うのは本当に単純なことで、今まで色々な苦難はあったけどそれら全部乗り越えてハロプロでテッペン目指してほしいということ、それに尽きます。
そして、これからのつばきはとにかく報われてほしいなという思いがとても強いです。そういった意味ではスカパーでグループの冠番組を持っていること、そして年末には特番も組んでもらっていることなどは私にとってもすごく嬉しいことです。
一方でつばきの存在をもっと知ってもらう必要がある、ということが現状の課題かなと認識しています。ビジュアル・パフォーマンススキルは既に極めて高いものを持っているのですから(※)。それを見せつけてさえしまえば聴衆のハートを一気に鷲掴みできると思います。とにかく知名度を上げていくことが大切ではないでしょうか?
※ もちろん本人たちはまだまだ満足していないだろう。
ゆくゆくは単独アリーナ公演ができるようなグループまで成長していってほしい、本当の意味で「大きな」グループになることを強く願っています。
また、忘れてはいけないのは、今回新メンバーが加入したということから、今後つばきファクトリーは卒業と加入を繰り返すグループになったということです。つまり「未来へ続いていく」グループとなったわけです。
遠い将来「ハロプロにつばきファクトリーあり」と言われるようなそんな伝統と格式あるグループとして位置付けられるような存在になってくれることを望んでいます。そして本当にそうなるように今後も非力ながら私も彼女たちを応援したいと思います。
以上、取り留めのない話になってしまって恐縮ですが、今後のつばきに期待することを好き放題語らせてもらいました。
さて、最後は一緒にこのかけ声で締めたいと思います。せーのっ!
キャメリア ファイッ!
■最後に / 次回予告
今回記事ではつばきファクトリーのオススメ楽曲紹介と今後グループに期待することについて語らせてもらいました。
前回記事と合わせて読んでいただければ、つばきファクトリーの魅力に多く触れることができるんじゃないかと信じています。
近いうちに10月に行われた武道館ライブのBlu-rayが販売されるはずです。それを見ればつばきの魅力をより知ることができると思います。ぜひ購入を検討してみてください。
みんなで一緒につばきを応援し、盛り上げていきましょう。よろしくお願いします。
さて、次回記事ですが、ハロメン紹介記事に戻りたいと思っています。前回、今回とつばきファクトリーのグループ紹介をしたこともあり、その勢いでつばきメンバーから小野瑞歩をピックアップして紹介を書く予定です。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回記事でお会いしましょう。ではでは。