スタイリストが教える、TPOにプラスすると更にファッションが素敵になる装い哲学
こんにちは。
「ファッションの力で人生を豊かにする」
をビジョンにスタイリストをしている
Hello-Fashion 代表の中村龍太です。
先日アロマのスペシャリストで著者の森江帆乃香さんの出版おめでとう会がありました。
スタイリングを担当させて頂いた
森江帆乃香さん
出版記念パーティーのスタイリングはこちらでご紹介しています。
この写真をヘアメイクアップアーティストの星加みなこさんが
デジタルアートで素敵なイラストにしてくれました!!
TPOにプラスすると更にファッションが素敵になる装い哲学
これからのシーズン
会食やパーティーなど華やかな会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。
あなたは装いを決めるときにどのように考えますか??
当日の気温や天気を見て決める。
行く場所を考えて洋服を決める。
最近買った服があるからそれを着たい。
装いを決めるときに大切な考え方がTPO
TPOという言葉はほとんどの方が知っていると思います。
Time(時間)
Place(場所)
Occasion(場合)
頭文字をとって
「時と場所、場合に応じた服装の使い分け」
TPOは実は和製英語なので海外では通じません。
日本で60年代に一世風靡したアイビーファッションの代表格のVANを創業した石津謙介さんが提唱した服装哲学なんですね。
当たり前のようにTPOに合った装いという服装概念は身についている方が多いと思います。
今日着ている洋服はなぜその装いにしたのか考えてみると
多くの方がこのTPOに分類されると思います。
今回お伝えしたい服装の考え方
TPO+P
新しくプラスしたPはPerson(人)やPeople(人々)
どんな人と会うのか
自分とその人との関係性を考えて装いを考えていきましょう。
という考え方。
例えば、私の今回の装い
着ている洋服をなぜその装いにしたのか考えやを分解してみます。
Time(時間)
11月某日 夜
夜は肌寒くなるのでインナーにカーディガンを着て防寒しよう。
Place(場所)
銀座シェ・トモ
場所の雰囲気に合わせてドレスアップしていこう。
(行った事が無いときは事前に場所を調べて画像で雰囲気をチェックしよう)
ジャケットを着ていこう。
タイドアップ(ネクタイを締めて)していこう。
Occasion(場合)
森江帆乃香さんの出版おめでとう会
おめでとうという気持ちが伝わるように、ハレの場に相応しく華やかさをプラスしよう。
Person(人)
会う人との関係性を考える。
私の場合は主役の森江さんのスタイリスト
(洋服のプロ)として期待感、新鮮さや個性などを感じさせる装いにしました。
自分の装いを解説するのは少し恥ずかしいですが、大枠はこんな感じ。
TPOだけを意識すると多くの人が失礼が無いように無難にしていこう。
と考える方が多いです。
無難に可もなく不可もなくではなく、
その場を特別なものにするために
自分が少しでも華を添えられるように
と考える事が大切です。
会場の雰囲気や格を作るのは場所の力もありますが、
集まった方のファッションがその場を作りあげます。
その時のコーディネートが多少変でも、装いを考えてきたという想いは伝わるものです。
これからパーティーなどが増えてくるシーズン。
ぜひ、装いを決めるときに
TPOにPをプラスした装いを意識してみてください。
「 香りが脳を支配する 」
エッジの効いたタイトルですが、本を読んだら納得します。
アロマというと女性のイメージが強いですが、心理学や脳科学的な裏付けなどもありとても実践的で戦略的な香りの使い方が知れるので女性だけでなく男性にもオススメです!!
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