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時代遅れにならないように、新しさを表現する3つの方法

こんにちは。
「ファッションの力で人生を豊かにする」
をビジョンにスタイリストをしている
Hello-Fashion 代表の中村龍太です。

前まで着ていた服なのに着てみるとなんだか古く感じてしまうことはありませんか?

そう感じれる人って、実は感度が高めの人なんです。

ファッション業界では常に新しさや新鮮さを感じてもらうためのモノ作りの流れがあります。

裏を返せば流行遅れを意図的に作っているともいえます。

新しさや古さを感じるのはどんな要素があるかというと、

服(モノ)を構成する三要素
・色
・素材
・形

この3つで服(モノ)は構成されているので、この要素を意識して服をみてみましょう。

人が一番早く反応するのが「色」
なので、どんな色にするのかはとても大切。
インターカラーという協会の有識者の方々が集まって2年前に今年のトレンドカラーを決めます。

ここ数年の流れだとくすみ系のカラーが大きなトレンドカラーの一つ。

その発表された色を参考にして、
1年前に「素材」を作り、展示会を開きます。

そこにデザイナーさん等がトレンドカラー×素材を発注。
「形」を考えて服をデザインして市場に出てくる。

ここ数年の「形」の大きな流れとしてはオーバーサイズやビッグサイズといわれる身体から離れてゆとりが多い服。

というのが大きなアパレルの流れ。

なので、色と素材と形に新鮮さがあると新しさを感じます。

そんなアパレルの本流の流れとは少し違った「素材」を探して
生地を織っている機屋さんが自社の強みや職人の技術を使ってチャレンジして作った素材が集まる展示会に行ってきました。

群馬県桐生市は生地の産地として有名

トレンドカラーも大切ですが、服作りにおいて私が一番大切にしているのが「素材」です。

前回の展示会で発注した
株式会社ミタショーさんのドクロの生地
https://mitasho.com/

展示会を後にしようとしたときに
自社の生地を使った服を着ている人がいると
走って追いかけて下さいました。
オリジナル生地の製作でお世話になっている
Tex.Boxさん
製品化した余りをつなぎ合わせて出来たら羽織り
偶発性を感じる色使いとパターン
フリンジ生地が特徴的
ロイヤルブルーの色がとても美しく目を引きました。

いわゆるトレンドの流れとは違いますが、
オリジナリティを感じる素材は流行ではなく
スタイルを作っていける可能性があり、トレンドとはまた別の視点で大切にしています。

素材の新しさやおもしろさを追求した生地を見ると何を作ろうかな、誰に提案しようかなと刺激を受けます。

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