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訓練校で学ぶか、就職するか
ハローワークに行きました。
応募書類を揃えて内容を確認してもらい、紹介状を書いていただきました。
自宅に戻って書類をすべてセットし、添え状をつくり、最寄りの郵便局から簡易書留で投函。
1次の結果は1週間後に通知が届くようです。おなじ日に訓練校の合否も届きます。
いままではなんとか訓練校に入りたいと思っていましたが、オンラインスクールで自習を始めてから、独学でもなんとかなりそうな気がしてきました。
オンラインスクールに取り組むまではまったくマスターできる自信がありませんでした。
自習の最大の欠点は、わからないことがあったとき、教えてもらえる人がいないことです。思ったより、いまのところなんとかなっています。すこしは下地があるからかもしれないし、巷間よくいわれるように、オンラインスクールで学べるのは基礎の基礎だから、それほどハードルが高くないのかもしれません。
訓練校に通うか、さっさと就職するか。
結論から言えば、ある程度スキルや実績があるなら、就職したほうがいいと思います。
訓練校を選ぶのは、専門学校に通うお金がないからです。
就職さえ決まれば月謝は払えます。はたらきながら学ぶのはそれなりに大変ですが、本気ならできます。いままでもそうだったし…。
4月から訓練校を2回受けましたが、2回とも落ちています。
面接ではいつも年齢について聞かれたことはすでに書きました。
おそらく、3回目も落ちるでしょう。
ハローワークでは、気がすむまで受ければいいですよと言われました。落ちる理由はハローワークにも知らされないそうです。年齢のせいか、くじ運が悪いか、訓練校に行かなくても自力で就職できると判断されたからか…。どれも推測の域を出ません。考えても答えが出ないことに時間を費やすのはムダなことです。そういう意味では気が済みました。
それより、自習をすすめながら、求職活動をするほうが現実的です。
現状は、これまでのスキルでできる分野で応募をつづけます。まずは書類選考を突破すること。
今回は、募集先の必須条件だけでなく、歓迎要件として書かれていた3つの経験がすべて揃っていました。
なくても募集の条件から外れるわけではありません。
「1つでもあれば有利。3つとも揃っている人はレアだから、すごく有利」
ハローワークでそう言われました。わたしにはどれも「できて当然」のことばかりで、どのくらいレアかわかりません。
スキルや経験は歓迎するけれど、わたしを歓迎してくれるかどうかはわかりません。3つとも揃っているレアな人がほかにも応募している可能性もあります。わたしより若ければ、一般的にはその人のほうが有利でしょう。
訓練校に行くのも、目的は早期就職です。
就職が決まれば、自分が社会から必要とされていることが客観的にもわかります。
もちろん、就職できるかできないかはその人の存在価値とイコールではありません。でも、自分が希望する職場から何度も不採用通知が届くと凹みます。
わたしにとって訓練校は、モラトリアム期間をただの空き時間にしないための言い訳だったのかもしれません。それに気づいたので、早く仕事を決めたいと思うようになりました。
上田惣子さんのマンガ『自営業の老後』に出てきた公認会計士・林總さんのことば「日銭を追うより価値を追え」について考えています。
そのとおりなのですが、日銭がなければ生活できないのも事実です。
林さんはどうやって乗り切ったのでしょう。歯を食いしばって論文を書いていたと本にはありましたが、最低限、家賃や光熱費や食費は必要です。そこが気になりはじめると勉強に集中するのも難しくなります。
いまのところなんとかギリギリでやっていますが、支出を見直す時期にきているのかもしれません。