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「Room1103 #4」 ハイライト文字起こし

2024.7.29に生配信した「Room1103 #4」の一部をテキストでお届けします。

6〜7月の振り返り

ヒトミ

前回の配信からいろいろ歩みがありまして、6月あたりから振り返ると、まず新しいシングル「Lullaby」が6月26日リリースになりました。これはChamomile Tokyoからだね。

で、その翌週にHello1103の方でも「Fragrance」というシングルを出しました。これはその前に出した『Flowers EP』の中からシングルカットっていう形で出しまして、特に初音ミク、ボーカロイドだけを使って、それにリバーブを加えて作ったアンビエント。ニコニコ動画とかだとミクビエントって言うんですけど、そういう作品になってます。
MVも出たので、それもぜひ見てもらえると嬉しいですね。

ユカコ

あとね、セルフライナーノーツ書いたよね。『Flowers EP』をリリースして大体3ヶ月経って、それでついこの間セルフライナーノーツをヒトミくんが書いてて。よくまとまってて、ミュージックビデオとかも入ってて見れるから、これいいですよね。

ヒトミ

で、7月3日にFragranceがリリースで、7月24日にyk「さざ波のむこう」シングルをリリースしました。これもChamomile Tokyoからですね。夏の曲。

ユカコ

島行ったなっていう。島で、波がキラキラしてる。そういう夏休みの海の思い出の曲ですね。

ヒトミ

何か具体的な島ってある?

ユカコ

本島っていう島があって。瀬戸内海、丸亀に。この島に行って、それで友達と、こう家族旅行みたいな感じで、2家族で行って、友達と海で。懐かしいな、みたいなやつですね。

ヒトミ

それが思い出の夏の日。
これも絶賛公開中ですので。是非ご視聴ください。

ユカコ

あと『Haven』も出たんですね。7月24日。元々Dewfall Recordsに預かってもらってて、流通さんが別の名義で…yk from Hello1103という名義でサブスク上げてくれてたんだけど。私たちGoodDog Recordsで巻き取って。で、名義を「yk (Hello1103)」で統一していくために引き取らせてもらって、それで再リリースしましたね。

ヒトミ

これもアンビエント。7曲のうち5曲くらいはアンビエント?

ユカコ

そうだね、ドローンとかそういうノイズとか、そういうやつで。

ヒトミ

また『海と記憶』とはちょっと違うインストになってると思うので、こちらもぜひぜひお楽しみください。

2ndアルバムリリース

ヒトミ

Hello1103のセカンドアルバムが出ます。「Billion Balances」。

ユカコ

11月3日、1103の日ですね。

ヒトミ

今絶賛制作中でございます。おそらく12曲かな。フルアルバムでリリースをします。形態はCDと配信(デジタルリリース)で出します。で、このフィジカル版なんですが、非常に今ジャケットすごいものを作ってます。とある方にお願いして、今絶賛詰めていってるところで、素晴らしいものができる予感がすでにしております。

ユカコ

物が売れない時代にね。なんだろう、ちゃんと物で持ってて嬉しいって思えるものを一緒に考えて作ってくれる頼もしいデザイナーの人に頼んでるよね。楽しみですね。

あと曲もそう。ファーストアルバムで出した『Hello』と『1103』、この2枚組っていうのは2017年から2022年くらいまでの曲をまとめた、何て言うか、実質ベスト盤的な感じだったんだけど、今度の『Billion Balances』は本当に最新の我々っていう感じだよね。本当にめっちゃ気合い入ってるよね。

ヒトミ

入ってますね。ここ約2年になるのかな。集大成。

ユカコ

そうだね。だから何だろうな。コロナの頃からかな。

ヒトミ

そうだね。コロナ開け始めたぐらいから今までってことになるんだよね。

ユカコ

うん。「Deconstruction」くらいからか。色々あったね。ここ数年。本当にもう大変だったね。

ヒトミ

でもコロナが開け始めてきた頃からだから、閉塞感みたいなのは減ってきてるかも。

ユカコ

そうだね。何て言うか、活動を再構築し始めたよね。

もう「Billion Balances」(編注:アルバム表題曲)自体はライブで何回かやってて、見たり聞いたりしたことある人もいると思うんですけどね。変わったタイトルだけど、これはどういう意味なんですか?

ヒトミ

この「バランス」は天秤、秤の意味合いを取ってます。1億、10億の天秤。これはそれぞれの人の価値観を表しています。それぞれの人に固有かつ多様な価値観、ひとつとして同じものがなくて、それぞれがそれぞれに違う形を取っている。歪だったり、こう、やけにゴージャスだったり、いろんな天秤があると思うんですけど、それぞれがそれぞれに独立している。たまに衝突する。そういう価値観に関する作品、楽曲で、これをこのアルバムのリードタイトル、表題曲にしました。
なので全体を通してそういう価値観の多様性であったりっていうのを巡る旅になるかなというふうに思います。

ユカコ

うん、なるほど。楽しみですね。

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