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精神的マスナヴィー

笛の音に耳を傾けよ。

切り取られた葦の嘆きの音色は
かつて永遠の全ての源とひとつだったのに
創世によって二元性の世界に来てしまった人間の悲しみを思い起こさせる。

詩人は新しい詩や物語をこしらえては
すべての創造レベルに偏在する永遠の
最愛の存在の秘密と繋がろうとする。

詩人自身は笛であり
最愛の人の吐息が、唇が、
彼の望む言葉をささやくのを焦がれ求める。

詩人はまた弦楽器にもなり、
喜びに打たれて歌う。

ウォーター・サウンド・イメージより

詩の解説もまた、あまりに詩的で美しく深い言葉だったので、感動して抜粋しました。


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