感情と水
感情とは水のようなものだ。
あるかないかさえ気付いてないときもある。
じゃぶじゃぶ遊んで
どっぷり浸かって
ときどき溺れてしまうこともある。
自分に合う深さを測っておかないとね。
余裕があるときは
綺麗なコップに入れて飲み干してやる。
水槽にいれて
かわいい魚でも入れて眺めるぐらいがちょうどいい。
水たまりになった感情はぴちゃぴちゃ遊んでいるうちに蒸発してなくなってゆく。
その瞬間はちょっと寂しいかもね。
全身浸かりたいときもあるんだ。
お風呂みたいに、肩までたっぷり。
感情は気持ちいいときもある。
潜ってギリギリの呼吸を楽しみたいときもある。
どの使い方をしているかを
大きな私が分かっておけば大丈夫。
溺れて必死の形相してたって
笑って引っ張り上げてくれるから。
私たちの身体はほとんど水でしょ?
感情の震えはよく伝わる。
震えが激しく高ぶると
感動という動きをともなう。
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