男と女の教科書 レッスン3 会話の意味
レッスン2では、女子との出会いについて述べ、挨拶が重要であることを述べた。
挨拶が終わると、次は、会話が必要である。
会話
他人状態であるときに話す内容、友達状態であるときに話す内容は異なる。
他人状態であるときは、一般的な事柄について話すことが多い。
一般的な事柄とは、天気や最近の出来事である。
仕事上の他人状態である場合、ビジネスの話や、そのシチュエーションに則した内容となる。
基本的に、会話の前に挨拶をする必要がある。
例:コーヒーチェーン店のレジの場合。通常の会話。
女性店員:いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ。
M:こんにちは、今日は寒いね、ホットコーヒーにしようかな。。。
女性店員:かしこまりました、レギュラーサイズでよろしいですか?
M:はい。
女性店員:お砂糖とミルクはおつけいたしますか?
M:ミルクだけお願いします。
女性店員:かしこまりました、420円になります。
M:1万円でいいですか。
女性店員:はい、1万円お預かりいたします、9580円のお釣りになります。
M:ありがとう。
女性店員:ホットコーヒーお待たせしました。
M:ありがとう。
上記例で重要な点は、こんにちは、と挨拶をしている点である。
もちろんホットコーヒーを買うために、「こんにちは」と言わなくても全く問題はない。
しかし練習のため言ってみることである。
この女性店員にいうことができなかったら、好きな人に挨拶なんかできないだろう。
次に重要な点は、自然と、今日の気温のことについて独り言を言っている点である。
相手が「そうですね」などと反応してくれたら、儲けものである。
そのまま「こんなに寒かったら、芯まで冷えますね。」などと続けるのがよい。
会話の長さ定理:他人関係の状態では、会話の長さは長くなく短くなく適当な長さがよい。
適当な長さとは、1分から2分程度である。
こちらが少し話し、相手が少し話し、それを2、3回繰り返して、切り上げる。
しつこい会話は、他人状態の場合、良くない。
紳士は、長い会話をしないものだ。
ジェームズ・ボンドは、おしゃべりをしない。
ルパン三世も気のきいたセリフはしゃべってもきちんと間を作って話している。
もしもコーヒーショップの女性店員が好きな人である場合、毎日通うのは、非常に良い手段である。
挨拶の回数は、成功する確率を上げるからである。
また、会話の量は、成功する確率を上げる(場合によっては下げる)。
効果的でない会話はすべきでない。
よくない例を先ほどのコーヒーショップの例で見てみる。
例:コーヒーチェーン店のレジの場合。他人状態で良くない例。
女性店員:いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ。
M:おっす!オラ悟空!よろしくな!なーんてね。。。ホットコーヒー1つ。
女性店員:・・・。かしこまりました、レギュラーサイズでよろしいですか?
M:レギュラーでいいよ、イレギュラーでなければ!ハッハッハッハ!
女性店員:・・・・・。お砂糖とミルクはおつけ・・・いたしますか?
M:君はどっちがいいかな?お砂糖とミルク?
女性店員:は?
M:だから、砂糖とミルクどっちが好き?好きなほうにしようかな。
女性店員:・・・・・。どっちといわれましても・・・・・。
M:わかんないか、じゃあ、両方ください!
女性店員:・・・・・。かしこまりました、420円になります。
(会計を済ます。)
女性店員:ホットコーヒーお待たせしました。
M:ありがとう!またくるよ!
女性店員:・・・・・。
上記例は、かなりの確率で成功しない。
紳士的でないからである。
ただし、稀にうまくいく場合がある。
たとえば、女性店員があなたのことに好意を持っている場合、にこやかに笑って対応しているはずである。
最後に、またくるよといった後、ぜひまた来てください!と明るい笑顔で言われたら、好意を持たれている可能性がある。
そのような場合、友達状態に進むのも時間の問題だろう。
Mの定理(運の定理)「成功する確率は、情報と行動で変わる。」
でいうところの、行動が成功する確率を左右する例である。
次に、会話がうまく進んだ例を見てみる。
例:コーヒーチェーン店のレジの場合。他人状態で会話が続く例。
女性店員:いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ。
M:こんにちは、寒いね(笑顔)。
女性店員:そうですね。
M:あったかい飲み物はどれですか?
女性店員:コーヒー、紅茶、ココアがございます。
M:どれにしようかな?眠くならないようにコーヒーにしようかな?
女性店員:ホットコーヒーでよろしいですか?
M:そうだね、あえてアイスコーヒーにしてみようかな、冗談です、ホットにします(笑顔)
女性店員:ははは。レギュラーでよろしいですか?
M:レギュラーでお願いします。
女性店員:お砂糖とミルクはおつけいたしますか?
M:せっかくだから両方もらおうかな。
女性店員:かしこまりました、420円になります。
M:1万円でいいですか。
女性店員:はい、1万円お預かりいたします、9580円のお釣りになります。
M:大きいお金でごめんね。ありがとう。
女性店員:ホットコーヒーお待たせしました。
M:ありがとう。
上記例では、すごく簡単な冗談を入れている。
ポイントは、笑顔であること。
笑顔の定理:さわやかな笑顔は、成功確率を上げる。
ジョークを言った時、相手が怪訝な顔をしたら、失敗である。
成功するのも運、失敗するのも運であるが、経験を積むと、成功確率は上がる。
失敗してもあまり気にせず、次に成功するようにすればよい。
何事も経験であり、何度もやっているうちに、自分のキャラクタにあったジョークや会話が身につく。
ジョークの定理:軽いジョークを挟んでウィットに富ませると成功確率が変わる。
経験の定理:会話の実践経験は成功確率を上げる。
会話によって、相手を怒らすこともあるだろう。
こちらが悪い場合は、謝ることも大事である。
場合によっては、取り返しのつかないことになることもある。
つまり、振られた状態である。
振られた状態は、基本的に、納得しないことも多く、認めたくないこともあるだろう。
しかし、そこは、いったん引くことである。
引き際が肝心であり、引くことがかっこよいのである。
追いかけたら逃げる、それが女性である。
引くことも大事。
もしかしたら、引くことでもう一度チャンスがあるかもしれない。
しかし、その可能性は、1%程度である。
ストーカーにならず、清く引くことが重要である。
なお、5回メールを送ってストーカー容疑で逮捕されることもある。
相手が嫌がることは、紳士はしない。
レッスン1紳士的であれ。を忘れないこと。
会話のきっかけ
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