霧多布に野生のラッコを見に行ったよ🦦
最初に
霧多布岬にラッコがやってくるようになったのは最近のお話です。
ラッコと霧多布に住む人たちが、よりよい関係を模索している状態です。
マナーやルールなどまだまだ整備している途中の段階だと思いますが、私たちはあくまで霧多布で暮らすラッコと人間の輪の中にお邪魔しているだけということを忘れずに、霧多布の大自然を楽しみたいですね。
霧多布って?
北海道の東の方にある岬です。正式名称は湯沸岬(とうふつみさき)っていうんだって!
ムツゴロウ王国で有名なムツゴロウさんが住んでいたこともある嶮暮帰島(けんぼっきとう)もあるよ。
東京から約6時間
羽田空港→
<飛行機で1時間30分>
釧路空港→
<車で2時間30分>
霧多布岬駐車場
<徒歩で10分>
霧多布岬先端
家を朝5時半に出て、釧路に着いたのが9時半、ごはん休憩しながら霧多布についたのは12時すぎだったよ!
これが霧多布岬だ!
霧がすごいよ
5月くらいから夏にかけて、海霧(かいむ)っていう海から登ってくる不思議な霧が大発生するよ。
下からの海霧と上からの霧雨で一面真っ白!
とっても寒いよ
5月の霧多布は5〜15℃。風もあるし天気も崩れやすいのでもっと寒く感じるよ!風が強くて傘は危険なので、必ず上下のレインウェアを持っていって!
ゴミかな?ラッコかな?
想像を絶する光景に呆然と立ち尽くしていると、風向きの関係かちょっと霧が晴れて海が見えて来ました。
遠すぎて肉眼だとラッコなのかコンブ(ホンダワラ)なのかアザラシなのかゴミなのかよくわからないよ!
双眼鏡は必須アイテム!
とにかく双眼鏡を持っていこう!
かならず防水防滴モデルを選んで!スコールや濃霧で大変なことになるよ!レンタルがおすすめ!
倍率は8~12倍くらいのなるべく大きくて明るいものを!何人かで行くなら軽くてこまわりが効くものもあると便利だよ!
ラの装備
服装は山に行くつもりで!
インナー、ダウン、アウター、レインウェアの4枚重ねをお勧めします!
快適なラッコ観察のためにも両手が使えるレインウェアを!
忘れても釧路のワークマンで全部揃うよ!
薄手のダウン
晴れるとこれ一枚で過ごせるかも温かい上着
撥水でフード付きが便利レインウェア
必ず上下セットで!風よけにもなるよ!ワークマンのINAREMが安いよ!防水トレッキングシューズ
霧多布岬は砂利道!霧や朝露でビショビショになってしまうので防水の歩きやすい靴を別に持っていくと安心!手袋
ラッコと同じで肌が出ていると海風で体温を奪われます。軍手でもいいのであると安心だよ。
その他の持ち物
日焼け止め
サングラス
虫除け
ホッカイロ
懐中電灯
夜は完全な闇になるよ!スマホのライトで不安なら持っていこう!
ラの費用
5月の閑散期に2泊3日で2人旅した時の費用だよ。
2人で2泊3日78,640円
行き(羽田→釧路) AIRDO ¥13,970 x2=¥27,940
帰り(釧路→成田) peach ¥8,120 x2=¥16,240
レンタカー ¥16,240
エトピリカ村宿泊費 ¥5000 x2名 x2泊=¥20,000
ゆうゆ(温泉施設)入浴料 ¥400x4=¥1,600
ほかにレンタル器材やガソリン代、空港までの移動費、食費などがかかるよ!
結局1人あたり6万円くらいかなあ?食べ過ぎに注意だよ🦦🦦
ラのお宿
霧多布湿原にはいくつかのペンションが点在しているけど、霧多布岬に一番近い宿泊施設は『えとぴりか村』だよ!
もっと近くにキャンプ場もあるけど、閑散期は閉鎖されてるし上級者向けっぽいね。
ラッ活なら『えとぴりか村』
2名向けDXルーム1泊5000円朝食付き。
もっと安いお部屋もあるけど、このお部屋は霧多布のお宿には珍しく個室トイレと洗面所がついているので一押しだよ!
お風呂や夕食はない(共用のシャワー有り)ので車で10分くらいの所にある温泉施設やコンビニ、食事処を使おう。
村長さんは野鳥とラッコ観察のプロフェッショナル!霧多布ラッコの最新情報はもちろん、ここでしか手に入らないラッコグッズもあるよ!ツイッターで赤ちゃん情報をチェックしてから行くのがオススメ!
他にも岬からは車で20分くらい離れちゃうけど、豪華な夕食やカヌー等のアクティビティが楽しめるペンションが霧多布湿原周辺にあるので、やりたいことと相談して決めてみてね!
ラの町(浜中町)
霧多布岬のある浜中町の、旅の拠点になる場所を紹介します。
夜の7時くらいには下の2店を除くほぼ全てのお店が閉まるので気をつけてっ!
困ったら『セイコーマート』
霧多布で必要なものがあったらセイコーマート!北海道のローカルフードから雨や寒さをしのぐ日用品まで、ここに全てがあるよ!
全ての中心『ゆうゆ』
霧多布の霧の中に突然ある巨大温泉施設、それが『ゆうゆ』だよ!
温まってご飯も食べれてお土産まで買える総合リラクゼーション施設なんだ!
タオルの貸し出しはないので気をつけて!
売店でなんでも買えるけど、ルパン3世バスタオルは3300円するよ!3世にちなんでるのかな…?
ご飯は意外と手作り感あるし、ボリュームもかなりあるよ!
たぶん霧多布岬に一番近い休憩施設なので、疲れたらとりあえずここに戻って昆布ソフトを食べよう!
霧多布岬展望台
霧多布岬の手前にある展望台。こちらは道が綺麗に舗装されていて、雨風を凌げる小屋と、綺麗に手入れされた水洗トイレがあります!
どちらかというとラッコは岬の方にいることが多いですが、天気が良ければここから岬まで海岸を眺めながら歩いてみるのもいいかも?
霧多布岬に行けばラッコに会える?
意外と会えます!!
ただし根気強さと入念な準備が必要です。
へきらっこは3日間朝の5時から日の入りまでの間、毎日4回くらい訪れては1時間ほど岬をうろつきましたが、ラッコと会えたのは60%くらいの確率でした。
意外と会えてるように感じますが、実際ラッコを見ていた時間は探していた時間より短いです。
ラッコはとにかく神出鬼没。
動きも早いので、さっきいなくても10分後に突然いたりします。
もし見つからなくても、30分くらいは根気よく生息ゾーンを歩き回ってみてください。
天気がいい日に岸から近い場所でお目当てのラッコがゆっくりお昼寝している…そんな瞬間に出会えたとしたらとってもラッキーだよっ🦦
おわりに
取り急ぎ最低限お伝えしたいことだけ書いた今回の霧多布ラッコ情報、少しでも皆さんのお役に立ちましたか?
今回へきらっこはラ旅のためだけに免許をとりましたが、一応車がなくても電車とバスと送迎と徒歩を駆使すれば行けなくはないようです。
ただ、着替えたり小休止する場所を確保するためにも、車での旅を強くお勧めします。湿原の方にはクマもいるしね!
以上、へきらっこの霧多布ラッコ旅でした!
皆さんのラッコライフがより良いものになりますように✨🦦🦦✨