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EVOJ2024ヴァンパイアセイヴァー配信備忘録

セイヴァー大好きへっきーちゃんです!2023年に引き続き、EVOJapanサイドトーナメントでへっきーちゃんの下僕がヴァンパイアセイヴァーの配信まわりをやらせて頂いたので、その備忘録を書いておきます!

※ルールは毎回変わるので参考までに、不明点は問い合わせよう!


前提

ヴァンパイアセイヴァーサイドトーナメントは参加者116名
アーケード筐体を3セットレンタル。
実況は2人体制、配信は1筐体のみ固定で行いました。

前日設営のススメ

今回イベント前日(17時~20時)に設営することが可能でした。
セイヴァーの場合初日の午前中から開催だったため、当日の準備時間が1時間程度しかとれないというぎりぎりのスケジュール。去年はなんとか当日にやり切りましたが、今年は念のため前日設営しました。
結果として予定外のトラブルだらけで3時間でも終わらなかったので、可能なら前日やった方がいい。

映像と音声の形式

現地に行くまで情報がなかったが、去年はS端子+RCAだったことを踏まえ準備していった。
ゲーム筐体をセットアップしてくれたスタッフから欲しい出力を聞かれたので去年と同じセッティングにしてもらったが、そちら次第と言っていたのでもしかしたらHDMIも頼めばいけたのかもしれない。(情報をお持ちの方いらっしゃいましたらご一報ください)

機材

1人で搬入するので100Lスーツケースに収めることを優先した。
前日設営の場合盗難のリスクもあるので、貴重品は取り外してホテルやロッカーにしまえると安心。

持ち込み

  • デスクトップPC 小型だけどグラボ積んでるやつ。

  • マイク 安いやつでいい。CM5Sとか。

  • スピーカー 呼び出し用にUSBの小型。無力だった

  • イヤーモニター 騒音すごいので耳栓や密閉タイプを。

  • オーディオインターフェイス 小ささ優先で。

  • キーボード 2枚あると安心。無線はだめ。

  • マウス 2個あると便利。無線はだめ。

  • ディスプレイ 4Kのポータブルディスプレイ最高。

  • Wifiルーター LANは来ているが携帯での進行管理用。

  • ケーブル類 実は一番かさばる。

  • カメラ 会場風景配信好評だった。

  • 三脚 邪魔なので一脚にしたが倒される。

  • 水と飴 命。

レンタル

  • ディスプレイ SONY様の超かっこいい240HzゲーミングディスプレイことINZONE M3が2000円の破格でレンタルできるが、27インチフルHDなので配信画面に使うのは厳しい。あと脚が特殊で、机の前の方に設置しないと落下するため普通のディスプレイより場所をとるので注意。

  • 机×2 配信席と実況席を分けることができたのでスペースが許すなら2卓にしたほうがよい。セイヴァーの場合持ち込み机もあったので3卓で荷物置き場にしてちょうどよかった。とにかく配信デスクに物を置かないこと。

配信について

細かいことはググってもらうとして、特に大会の配信に特化した部分。

Windowsのセッティング

クラウドとか無線とかアップデートとか保護とか、とにかく配信に使わないものを切る。このOS野放しにすると余計なことしかしない。

最近ファイコレ勢が紹介していたこれとかもよさそう。
https://github.com/DaddyMadu/Windows10GamingFocus

録画

OBSのSource Recordプラグインでソースごとに分けて録画する。https://obsproject.com/forum/resources/source-record.1285/

今回の場合はゲーム画面、カメラ、PC画面の3つ。
これをやっておくと後で編集する時に超便利なのと、ライブでミスがあってもフォローができるのでおすすめ。

録画セッティングの詳細は省くが、とにかくNVENCとCBRにすること。
なおNvidiaのグラボ積んでないとできないので配信PCはグラボ積もう。

音量について

基本的なことだが、音量は必ずレベルメーターと耳でチェックすること。
また、ラジオ等のプロが調整している音と比べるのも有効。
チェックには聞き慣れた同じソースを使うこと。

音声を分ける

OBSは音声もソースごとに分けて録音できる。これを行なっておくとゲーム音や実況のみのクリーンな音声を取得できるので、最悪配信で音量バランスをミスってもリカバリーできる。
録画ごとに保存する音声ソースを選ぶ方法と、一つの動画に複数のステレオチャンネルを保持するマルチチャンネルという手法があり、今回は取り回しの楽なマルチチャンネルで保存した。
ただしマルチチャンネル非対応アプリだと最初のチャンネル以外再生できないので注意。PremiereやDavinciなら問題ない。

そんな素材を使っておおはししさんが作ってくれた映像がこちら。

スコアツール

OBSにプレイヤーネームなどの情報をリアルタイムで乗せるツール。現状では大会中ずっとこの作業に一人とられるためアップデートしていきたい所。なんとかTonamelと連動させられんか…( ˘ω˘)

反省

スピーカーが無力

USB電源の小さなスピーカーでマイク音声を流したが、筐体のゲーム音と人々の声にかき消されて1m四方くらいにしか聞こえてなかった。
音響はそもそもメインのEVOやお隣に迷惑になる可能性があるのでその都度確認が必要だと思うが、他のサイドでかなりデカい音の機材を使えていたようなので、次回はもう少し欲張ってみていいのかもしれない。搬入の問題等もあるが…。

チェック機材も必要

EVO側の機材が壊れていたが、検証用機材を持ち込んでいなかったため特定に時間がかかってしまった。
事前に問題なくても輸送時の破損もあるため、現地チェックできる機材を持ち込んでおいた方が安全。

HDMI出力でもらえばよかった

映像のキャプチャをXCAPTURE-1で行ったが、HDMI-OUTがあったのでS端子入力をコンバートしてHDMIで出せると思い込んでいたが実際はスルー出力のみだった。
結果として実況席に映像を流すために配信ソフトのプレビュー画面を映すこととなり、配信席から配信映像を確認できない状況となり、画面の切り替えミスを引き起こしてしまった。
S端子以外の映像も出せるのか聞くべきだったし、せめてHDMIスプリッターを用意してPC画面を分配すべきだった。

ケーブルは全部自前

ディスプレイケーブルくらいあるやろと思ったがなかったので前日設営時に完全にセットアップできず、当日になって前述のトラブルが発生した。
機材のレイアウトも不明なので、大小2本ずつ必要なケーブルを用意するくらいの気概で臨みたい。

無線は使えない

無線LANは使えていたが、logicoolのUnifying機器がほぼ使えなくなった。キーボードは無線と有線を用意していたため事なきを得たが、邪魔だったので有線マウスを持ち帰った結果、全然反応しない無線マウスで当日のオペレーションを行うことになり割と絶望した。
去年は全く問題なかったため、今回人が多かったこととEVOのPA席の真横だったのが影響したのかもしれないが、二度と無線は持ち込まない

筐体側と意思疎通できなかった

スペースが広く各筐体にスタッフがつきっきりでギリギリ回していたため、トーナメントを回しているスタッフとほぼ意思疎通ができず、配信台でプレイしているのが誰なのかわからないことが度々あった。
呼び出しが聞こえないのも含めて、音響設備の強化やハンズフリーホンとdiscordで常時通話する等でなんとかしていきたい。

EVOJさまにお願い☆

  • レンタル器材に100インチプラズマディスプレイとか来てくれたら神

  • INZONE M9もレンタル来てくれたら神

  • サイドのレイアウト事前にもらえたら神

まとめ

最高のタイミングで最高のロケーションを用意してくれているEVOJさまには感謝しかありません!そして様々な経費を払ってでもセイヴァーサイドを開催してくれているセイヴァーサイド運営の皆さん、わけわからんスケジュールにも関わらずちゃんと会場まで来てくれるセイヴァープレイヤーのみなさん、長時間お付き合いいただいた視聴者の皆さんありがとうございました!

そんでもってなによりカプコンが元気よくて嬉しい!

来年もまた開催されることを祈りつつ、これからイベント配信を初める方や引き継ぎ用にこれを残します。

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集合知でみんないいイベント配信できるといいねっ( ˘ω˘)

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