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ゆきんこのぬいぐるみ

碧梧桐探訪舎が発信するさまざまなところに時たま出現する”ゆきんこ”についての最新情報です。(記:いけだ)

ゆきんことは!碧梧桐が俳句を広めるために日本全国を旅したときの、冬の岩手県にて貰った雪合羽を着て撮影した写真をもとに私がデフォルメキャラクター化したもの。

明治39年冬の岩手県で撮影の碧梧桐
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6393)
上の写真をデフォルメ化した”ゆきんこ”

以下のnoteで書いた通り、以前ゆきんこの立体化を試みました。
今はぬいぐるみが最先端だけど、民芸品みたいにしたいから陶器で作ろう!とか書いた覚えがあるのですが、

今回の記事は、ゆきんこのぬいぐるみを作りましたという内容です。

結局最先端に手を出してるじゃんという話ですが、
色々な美術館や記念館のSNSを見ていたところ、高松の菊池寛記念館のInstagramに登場するぬいぐるみの菊池寛先生がかわいくて、作りたくなってしまいました。

また、画面にぬいぐるみがいるだけでとっつきやすさや親しみやすさが湧く気がする、碧梧桐がこうイマイチパッとしないのはとっつきにくさも一因だと思っているところがあるので、
ぬいぐるみを導入です!ヨッシャ!

作ってみる

裁縫は得意ではありませんが、持ち前の何とかなる精神で1日でぬいぐるみを完成させました。
準備したものは、100均で買った白っぽい端切れ布と、100均で買ったフェルトと、糸と針とハサミと勢いです。

端切れ布で顔を作ります。
手のひらサイズくらいがいいので、適当に丸く切って、端をなみ縫いして、中に綿を入れて絞りました。
ヒゲも黒い糸で縫います。
顔以外のところをどうしたもんか悩みます。コピー用紙を切り貼りして形を考えました。
コピー用紙を見本として、適当にフェルトを切って、縫って布同士をくっつけます。頭巾ができたところです。
わたしはなみ縫いとブランケットステッチしか縫い方を知らないので、ブランケットステッチでくっつけました。
合羽の部分を作りました。
フェルトの布が分厚いので立っていますが、今後お着替えをするなら胴体もあったほうがいいよな…と悩んでいるところです。
顔と同じ要領で胴体を作って、顔とくっつけました。雪だるまみたいです。
合羽にも縫って模様を入れました。
碧梧桐は脚力が自慢なので、足は付けたいよな〜とまた綿を入れて作りました。
合羽を着せようと下から履かせたら、胴体の布の折れ目がお尻の割れ目みたいになってしまったところです。
顔にほっぺの赤みを入れて、一旦完成!

かわいい。
一日の突貫工事で作ったので見えていないところはぐちゃぐちゃですが、なんとかなりました。改良点も沢山ありますが、追々です。
そのうち衣装とか替えたいですね。胴体を作ったのでお着替えも可能です。

画面の親しみやすさアップのため、今後このゆきんこが度々画面に登場するかもしれません。
よろしくお願いします⛄️

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