【企画】皆でつくる!碧梧桐俳句しおり
企画概要
第一次募集期間:〜2024年6月30日
デザイン提出締切日:〜2024年7月31日
碧梧桐の俳句のイラストを募集し、そのイラストがしおりになる!という企画になります。
ワンポイントのデザインを描くだけ!既定のサイズ内でしたらどんな形でもOK!ご自身で撮影した写真の加工やフリー素材を組み合わせたデザインでもOK。
ぜひお気軽にご参加ください!
※描いていただいたデザインを碧梧桐探訪舎のグッズとして販売させていただきます。その旨ご了承いただける方のみ、お申し込みください。
尚、デザインは本企画以外では使用いたしません。
※写真の加工やフリー素材は、商用利用可か確認した上でご使用ください。
お申込フォーム
こちらのGoogleフォームからお申込ください。
描いていただく俳句は先着順です。
イラストが難しいかた向け!デザイン作成方法
ご自身で撮影した写真の加工やフリー素材を組み合わせたデザインでもOKです!
写真の加工やフリー素材は、商用利用可かどうかを確認した上でご使用くださいね。
商用利用可のフリー素材サイト
イラストAC
会員登録は必要ですが、商用利用可の素材を入手できます。
Canva
こちらも会員登録必要、商用利用可の素材が入手できます。また、データの作成もできます!
素材を組み合わせて作ってみた
Canvaの素材(+お絵かき機能)だけで作ってみました。
イラストACの素材も組み合わせるともっとデザインの幅が広がりそうです。
【参考】碧梧桐の俳句
デザインにしやすそうかも?と思った碧梧桐の俳句を挙げてみます。
随時更新します。
出典:『碧梧桐全句集』編者・栗田靖 監修・瀧井孝作 蝸牛社 1992.4初版発行
春
桜餅屋の二階の灯りをけふも見て戻る
瀬戸に咲く桃の明方の明日の船待つ
ポッポ春去ぬの島から島へ渡すの恋情(オモヒ)
夏
筋違に昼寝の足を延ばしけり
よき鮎を四五匹選りて贈りけり
蝙蝠や草鞋ときぬる宿の前
パン屋が出来た葉桜の午の風渡る
ひとり帰る道すがらの桐の花おち
秋
蜩に扉深く鎖す森の寺
旅人や鹿を追ひこむ興福寺
湖の月皎々として高きかな
大時計夜寒の三時過ぎにけり
天の川夜舟も出る湖の上
冷酒に始り柿に終りけり
遊船の灯のゆら/\や三日の月
夜晴せし日のきら/\や渡り鳥
雨打て書窓に野分始まりぬ
ポケットからキャラメルと木の葉を出した
冬
水仙の葉の珠割く青よ
灰のぬくもりの火鉢に手をかざしてゐる
温泉に下りて行く寝覚めの雪ちらつく
橋を渡り師走の町飾りする見て戻る
季感なし
親子四人連れと船を待つ波のよるべに
一ト時船を待つ間の餌を追ひつ小魚群れ来る
用なき日停車場に来し下車の人々見て帰る
鳩の羽ばたくが柔(ヤワ)毛たゞよへる泉水(ミズ)に
白猫(オマヘ)友猫(ツレ)のうて来るその鼻黒が瘦せて腰骨(フリ)
ペンを替ふるに早きも紙面(スベ)りて楽しきを