春の野に出でて(つくしハンター)
この時期になると毎年つくし取りにチャレンジします。
子供の頃にご近所がどっさり摘んで持ってきてくれたりしてました。
つくしというものの存在、食用であることは知っていましたが、自生しているのを見たことのない私は不思議でした
どこに生えてんだろう‥?
物心ついた頃から野原や河原が遊び場所で、春になればそれこそ毎日のようにせっせとレンゲやタンポ、カラスノエンドウなんかをゲットしておままごとや薬屋さんごっこの材料にしていました。
野原の隅々まで知り尽くしたフィールドガールの私。なのに春の代表選手「つくし」だけは一本も見たことがありません。そして間もなく知るのです。
つくし誰の子スギナの子
スギナ?スギナの進化前の形態だというのか!
ぶっちゃけスギナは野原どころかその辺の道端、なんなら自宅の庭の隅っこにすら生えている。 なんだ、つくしの時期は目立たないから見落としてただけ?
というわけでそれからというもの春が来るたびスギナゾーンに行き、つくしが伸びてくるのを待ち構えている。
な、の、に‥見つからない。つくし探して何十年経ったでしょう。
今年もめげずにやってきたスギナゾーン
これ。どゆこと?
3月半ばに訪れた時はつくしもスギナもなんもなし。もしかしたらスギナにだけ効果のある除草剤でも使われたかと思ったくらい。
しかし、これは‥明らかに地面から顔出した時点でスギナに進化中の状態ですがな。
そこに通りすがりのフィールド系ダンディ
「つくしはもう遅いよ。僕は先週○○公園の近くの土手で大量に採ってきた」
いてもたってもいられずそのまま自転車20分漕いで○○公園へ移動。でも土手がどこなのか分からない‥
諦めて帰るといつも通るスギナストリートのところに
申し訳程度にあった‥(;ω;)
結構人通りもある上に、自転車のスタンドが絶妙なタイミングで壊れて、自転車から降りることも出来ずやっとの思いでゲットしました!
5本のつくし。この貴重な5本をよく洗い、アク抜きし、鍋を使う量でもないのでお茶碗に茹でたつくしと調味料を入れレンジにお任せ!
これが、ウン10年の努力の集大成‥