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なぜアストン・ヴィラなのか?

贔屓のスポーツチームがメジャーなチームで無い場合、まず聞かれること。
「何故そのチームを好きになったの?」

これは頷いてくれる方がいるかと思います。
前提として「強くないのに」「有名じゃないのに」ことに理解が出来ず、非常に不思議がる方が一定数いらっしゃいます。
確かにその理屈は分かりやすい。
強い」=カッコいい、応援したくなる、楽しい
「有名」=とっつきやすい、ファンがたくさんいる

非常にシンプルで共感の最大公約数が詰まっています。

ただ、世の中そんなに単純じゃない!
強いとか有名とかどうでもいいんだ。好きになることに理由はない。

(注:ちなみにアストン・ヴィラは由緒正しいクラブで歴史もあり
 あくまで日本での知名度ベースでの認識となります)

長い前段はここまでにしておいて、具体的に私がアストン・ヴィラを応援するようになったキッカケは下記の通りです。

  1. 00/01シーズン後半からCATVでのプレミアリーグ視聴開始

  2. なんとなく見たハイライトでポール・マーソンとベニト・カルボーネのコンビネーションに心踊らされる

これで応援するチームが決まる。それだけです。

強いとか、内容が素晴らしいとか、そういうものが特に無くても惹かれる人間はいるのです。

ここからは余談ですが、今になってハイライトの映像を見ると現在とのフットボールの質の変化に衝撃受けますね。
個人的には99/00のサンダーランドのような縦ポン→ズドンが割と好きなので、もはや20年代では絶滅しかけていることに寂しさは禁じ得ません。

という感じで気になり始めてからはや20数年。
調子がいい時もありましたが、停滞した時期、明らかに迷走して降格した時期を経て、プレミア復帰して22/23シーズンを迎えている今日までというのが、すごくザックリとした個人のファン歴のまとめです。
個人的にはオーナー変更でグラついて、10/11から降格する15/16までの何も前進してない感じが非常に厳しかったですね。
なのでこの数シーズンNSWEがオーナーになってからの野心的な動きは頼もしいの一言。強化とマーケティングを両輪で走らせる姿勢は至極真っ当すぎてビビっています。

ちなみに応援する人が増えることは本当に尊いことです。
魅力的な選手がいるから、チームの調子いいからファンが増えるのは当たり前のことです。
そもそもヴィランズだって昔があまりにも強かったから、ユニフォームを模倣されたチームがいくつもあるわけで。
自分のスタンスでそれぞれ楽しむことが大事かなと思います。
あとは選手や監督が必死になってエンターテイメントを提供していることを理解して、リスペクトを持っていてくれればOK。
そんな感じで何事も楽しんで見守っていこうと思います。

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