情報戦争の先に何があるのか?
「現代は情報の時代である」と言われてひさしいけれど、その結果よくなったのか悪くなったのかがよくわからない。
間違いなく情報は世界を変えたし、便利になったこともたくさんある。
パソコンやスマホの普及。インターネットや検索サイトの登場により、好きな情報を好きな時に瞬時に取り出せるようになった。
それで人々は幸せになっただろうか?
それがわからない。
情報戦争に乗っかった人々は、日々あわただしく暮らし、際限なく情報を吸収し発信していく。
ツイッターでは今日も1日に何百リツイートもする人たちであふれている。
その結果、情報は吸収できる限界量を超えてしまった。
膨大な量の情報に流されて、大切なつぶやきが埋もれてしまっている。
「何が正しくて、何が間違っているのか?」がわからない。
「何が大切で、何が不必要なのか?」判断できない。
「真実を語っているのは誰?フォロワーが多い人?それとも、自分を良く見せるのが上手い人?」
プレゼン能力の高い人がちやほやされる一方で、口下手で目立たない人たちは埋もれていく。
それでも人々は止まらない。
この世界で生き残るには、同じように「自分を良く見せる能力」を磨くしかないのだろうか?
それとも…
わからないまま、今日も生き続ける。
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