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みんながルールを守らなくなったら、どうなるか?

「コロナで世界を学ぶ」第39回。

連日連夜、コロナの新規感染者数が記録更新しております。


え~、このままのペースで行くと、どうなるかというとですね…

まず、全国で緊急事態宣言が発令されます。それでも感染者数の増加が止まらない場合は、いよいよロックダウンが始まります。

日本の現行の法律では、ロックダウンのような強制策は行えないようになっているのですが、そこは期間限定の法律を成立させるでしょう。この法律はスウェーデンでも可決されました(ただし、スウェーデンの場合は、使わないまま、法律の期限が来て失効しましたが…)

なので、実際に使うかどうかは別として、日本でも期限付きの法律を先に成立させておくかも知れません。


どうしてこんなコトになってきたかというと…

「みんながルールに従わなくなってきたから」です。

日本ってのは、世界的に見てもコロナに対する規制がゆるい方なんですけど。そのゆるい規制にみんなが従ってる内はいいんです。

「外に遊びに行くのはやめましょう」「お酒の提供はやめてくださいね」「こんな時期に旅行には行かないように」と、国が市民にお願いしてるんです。

ところが、そのお願いが通用しなくなってきたら、ルールが厳しくなっちゃうんですね。たとえば、「従えない人は罰金」「刑務所行き」みたいに。

それでも従わない人が出てくると、さらにルールは厳しくなっていきます。それでも、従わない人が出てくると、さらに…この繰り返しなんです。


「大勢で集まらないにする」とか「外でお酒を飲まない」とか「県境を越えないようにする」とか、凄く当たり前のコトを、大多数の人たちが守っていても、一部の人たちが破るコトでルールはどんどん厳格化していってしまいます。

そうすると、余計に生活が苦しくなるんですよ。自分で自分の首を絞めちゃうんです。

今までは、自由に外に買い物に行けたのに、それもできなくなるかも知れません。散歩に行く時間さえ決められてしまうかも。そうでなくても、映画館や本屋さんやゲームセンターなど、これまで開いていたお店も閉められてしまいます。

そうなる前に、気づいた方がいいですよ。

「あ!今まで、凄いゆるい生活をしてたんだ!こんな苦しい思いをするんだったら、前の方がよかった!あの頃に戻りたい!」ってなる前に…

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。