「目の前を見た生き方」と「先を見た生き方」
プロ野球を見てると、いろいろ考えさせられるコトがあるんですけど…
その内の1つが、「目の前」と「先」どっちを見るか?ってもので。
確かに、野球も勝負事なので、目の前の1勝を取りにいかないといけないんですよ。でも、その一方で、先のコトも考えないといけない。
たとえば、今日勝利しても、あんまりにもピッチャーを使い過ぎると、明日以降困ることになるんです。
1日ならいいかも知れないけれど、2日も3日も続けて中継ぎ投手を大量投入してると、投げるピッチャーがいなくなってくるんです。
まして、2週間も3週間もそんなコトを続けてると、疲労がたまってきて、投手のパフォーマンスも落ちてくるんですね。
で、挙げ句の果ては「打ち込まれて2軍行き」みたいなことになってしまう。
…かといって、先発ピッチャーを引っ張り過ぎると、その日の試合で疲れちゃって、8回や9回に失点してしまう。
この辺の駆け引きが難しいんですね~
あるいは、練習のさせ方ですよ。
基本的には「たくさん練習した方が上達」します。それは、守備でもバッティングでも、みんな同じですよ。
怠けてる選手よりは、練習熱心な選手の方がバッティングがよくなったり、守備が上手くなったりします。
ところが、練習し過ぎると、体のどこかを悪くして、離脱しちゃうんですね~
また「今年よければ、それでよし!」みたいな戦法もあって。選手に無理をさせて、今年優勝したはいいんだけど、それによって選手生命を縮めてしまい、長い野球人生を送れなくなった人もいます。
これって、別に野球に限らず、いろんな場所で共通してるんですよ。
たとえば、仕事なんかもそうですよね。短期間無理をして働いて、体を壊して、一生を棒に振ってみたり。会社を辞めたり、鬱になったりもありますよね。
ま、そんな風に、野球1つを見ながら、いろいろな視点から世界を眺めています。
noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。