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コロナで進んだリモートワーク

「コロナで世界を学ぶ」第34回。

コロナの勢い、とどまるところを知りませんね。幸いなコトに、死亡率・重症化率は低いままなんですけど…

このままの勢いで感染者が増え続けると、さすがに危ないと思います。病院のベッドもいっぱいになって、「入院したくても入院できない」という事態になってくるので。


…かといって、打つ手もないんですよ。

おそらく、埼玉・千葉・神奈川の3県、しばらくしたら大阪辺りも緊急事態宣言が発令されるでしょうけど、効果は限定的だと思われます。もう、みんな慣れちゃってますからね。

「緊急事態宣言なんて意味ないよね。従うのやめよう!」みたいな雰囲気になってきてるので。

ま、「やらないよりかはマシ」といったところでしょう。


あとは、余ってる「アストラゼネカ製」のワクチンを使うくらいでしょうか?

ファイザーやモデルナに比べると、多少精度は落ちるのですが、イギリスなどではむしろアストラゼネカの方が主流なんです。

それで、ワクチンの接種率は一気に上がるはずです。予定よりも1ヶ月くらい早く終わるかも?(ただ、アストラゼネカ製はベクターワクチンなので、その辺の不安も若干あります)


一般市民としては、これ以上できるコトは何もないので、これまで通りの感染対策をシッカリやるだけでしょう。

…というわけで、今回は通常通り、コロナに関連していろいろなお話をしていきたいと思います。

今回のテーマは「リモートワーク」


リモートワークって、どんな働き方?

コロナの流行によって、リモートワークの導入が一気に進みました。

ちなみに、「リモートワーク」っていうのは「会社に通わず、自宅で働く方法」ですね。

もちろん、職業によっては無理です。だって、現場に直接行かないといけないんだもの。たとえば、「ゴミ収集」とか「バスや電車の運転手さん」「大工さん」といった人たち。

そうではなく、デスクワークですね。経理とか事務とか、営業や会議なんかも、直接顔を合わせなくてもパソコンやスマホを使って行えるようになってきました。アニメやゲームの製作も、会社に通わず自宅で行うとこが増えてきています。

ただ、上手くいっている会社とそうでない会社があるのも、また事実。どうして、こんなコトになっているのでしょうか?


リモートワークには、向いてる人と向いていない人がいる

1つには、向き・不向きがあるんです。

リモートワークでは、会社に通う必要がないので、通勤の手間や疲れがありません。片道1時間かけて通っていたなら、毎日2時間ずつ得をします。満員電車に乗って通うのも大変ですし。

「その分の時間やエネルギーを仕事に使える」はずなんですけど…

実際には、そうなっていない場合も多いんです。なぜかというと「人は油断するから」

「な~んだ、会社に行かなくていいんだ!じゃあ、遊んじゃおう!」って、いつまでも寝てたり、ゲームばっかりする人が現われちゃうんですね~

こういうのは、リモートワークに向いてない人ですw


逆に、「リモートワークに向いている人」って、どんな人かというと…

「仕事とプライベートをキッチリわけられる人」なんです。8時間なら8時間ちゃんと働いて、あとは一切仕事に関わらない。Zoomやチャットワークなどの連絡ツールもオフラインにしてしまい、残りはプライベートや家事などにあてるようにする。

こういうコトができる人なんですね~


つまり、「怠け過ぎて」も「働き過ぎて」もダメなんです。

「適度に働いて、適度に遊ぶ」「仕事中は集中するけど、それ以外の時間は全く仕事に関わらない」といったコトのできる人が、長期間に渡ってリモートワークをこなせるタイプになります。


会社がリモートワーク対応になっていない

もう1つの理由としてですね…

「会社がリモートワーク対応になっていない」というモノがあります。

これまで数十年かけて「人は会社に通って仕事をするモノだ!」っていうシステムを、社会全体が作り上げてきました。なので、普通の会社は「自宅で作業するようにはできていない」んですね。

だから、リモートワークだと上手く回らなかったり、効率が下がってしまったりするわけです。

ま、こっちの問題は、時間と共に解決していくでしょう。もちろん、システムが完成するには何年もかかるかも知れません。それでも、失敗を繰り返し、着実にノウハウを積み重ねていけば、自然に解決していくはず。

逆を言えば、これができない会社は「これからの時代、置いて行かれてしまい、ヘタをしたら会社が成り立たなくなってしまう」可能性もあります。

そりゃ、そうですよね。「ムダな通勤に時間やエネルギーを浪費している人」と「自宅で気分よく働けている人」どっちが効率よく仕事ができると思いますか?考えるまでもないコトです。

なので、個々人だけではなく、会社そのものも「リモートワークに適応していく必要がある」と言えます。


学校でも同じようなコトが起こっている

実は、会社だけでなく、学校でも似たようなコトが起こっています。

つまり「リモート学習に適応できた人」「適応できなかった人」にわかれちゃったんですね~

これも、「人によって向き・不向きがある」のと「学校自体が、まだリモート学習に対応したシステムになっていない」という2つの原因があります。

ま、学校の話は、また今度します。

いずれにしても、コロナ騒動が終わったあとも、自宅で働いたり勉強したりできるシステムは残し続けた方がよいでしょう(もしかしたら、どちらかを自由に選択できる世界になるかも?)

noteの世界で輝いている才能ある人たちや一生懸命努力している人たちに再分配します。