改造個体サンダーを正規で捕まえてみた話。配布系ユーザーには銃口を向けるべき。
こんにちは、へいやのへや_note版にようこそ。
レギュD環境のラブトボルト構築記事を書いてみて以来のnoteとなる。
つい先日ポケモン界隈で話題になったことといえばこちらの話題だろう。
今日は話題になった改造個体を「正規で捕まえた」話とこの手の交換/配布会を行うプレイヤーについて筆者が思っている2点語っていきたい。2点ともに関連する話ではあるが、2つの話題をまとめているので冗長になっている。構築記事と違ってお気持ち表明要素が強いため、コーヒー片手に流し見していただければと思う。最後に宣伝もあるよ。
改造騒ぎ、その一連の流れ
11月半ば、ポケモン界隈でも有名なタレント:あばれる君のyoutubeチャンネルで対戦配信の最後に視聴者との交換会が行われていた。そんな中、あるプレイヤーから「色違いのサンダー」との交換が成立していた。(あばれるくんもサンダーを出してて何だこれと思ったり)
色違いのサンダーだけであれば、有名配信者の交換会でよくみる媚び売りの光景ではあったが、今回問題になったのはこの画面である。
スピードボールに入っていて且つこうげきの個体値以外すべて最高値の色違いサンダーであった。いわゆる「理想個体」である。
これを見て視聴者の一部からチャット欄で「改造個体やん」など声が上がり、一気に疑惑が広がってこのサンダーは「改造個体」認定がなされた。Twitterでは一時トレンド入りするほどの話題となって一気に燃えていった流れになる。改造疑惑にはもう1点理由があるが、それについては後述する。
余談だが、同日海外大会に出場した日本人プレイヤーもトップ8に入った段階で不正個体チェックに引っかかって失格になったりしている。そのため、当日は同じトレンドで別々の話題が広がっていて非常に紛らわしかったとかなんとか。
見慣れた個体値。本当に改造個体なのか?
ここで、この個体値を見てピンときた老害プレイヤーは多くないだろうか。
H31 A14 B31 C31 D31 S31 せいかく:ずぶとい
これは第4世代DS作品でかなり有名な初期SEEDを使った乱数調整、個体値と性格の組み合わせなのである。
筆者もこの個体値と性格ずぶとい/おくびょうのものは複数持っており、乱数調整なのではという目線で立っていた。
上述のリンクで乱数調整で手に入れた個体に似せた改造個体ではないかという指摘はここからだろう。
今回あばれる君がもらったサンダーのIDが49898である。先ほど有名な乱数調整で手に入る個体というのはID00000の個体であり、筆者が持っている色違いもすべてID00000で調整した個体である。
ID00000であれば多くの解説記事があるため、自分で下準備せずとも頭ヤドンでも試行回数を稼げば調整可能である。(奇数ズレという概念があり、その場合だけ各自微調整)
筆者も2010年前後の頃は頭の悪いキッズではあったが、記事に詳しく書かれていたので調整できたわけだ。しかし、今回のIDは軽く検索しても出てこない。わざわざIDを一から検索し、自身で狙って調整したということになる。IDを意図的に狙ったものにする乱数調整は配布ポケモンのニックネーム変更狙いや汚い淫〇の11451〇みたいな調整があって珍しいわけではない。しかし以前つかまされたコピー産マギアナのID事件と同様、、49898という一見数字に特別意味を見出せないのでこの点で改造ではないかと指摘が入ったのだろう。
ID調整の実施、ID49898は実は効率的だった?
この騒動で悪い大人たち有識者が懐かしのPHSにてID/裏IDの検索および待機時間まで調べてくれていた。例えばこのお方のツイート。
待機時間というのはゲームを始められるまでの時間という理解でいい。ようはIDが確定されるまでの時間が短縮できるので実はこちらのほうが楽だったよねという話である。実際にID調整が成功してるかどうかはゲーム内でトレーナーカードを閲覧しないと判断がつかないため、ここが短いと失敗してもすぐやり直せる。試行回数を稼げるのである。
また、他にもID49898で性格ずぶとい(おくびょう)5VA14で光らせるための起動時間など細かく解説してくれる方も現れた。
ここまで情報が揃っているなら筆者のような承認欲求モンスターはやらざるを得ないので改造個体サンダーを正規な手段で捕まえに行くこととした。
ちなみに書かれた内容通りにやるだけなのにこの調整だけで4時間くらいかかった。今後HGSSで乱数調整することはないだろう。HGSS乱数引退作である。
改造個体を正規でゲット。使い道はない。
ということで記事の内容通りに起動時間をセッティングして無事ゲットしてきた。HGSSの初期SEED特定には徘徊するポケモンの現在地で測定するのだが、ここで原因不明のラティ系統ずれが生じて余計な時間を食ったため遅くなってしまった。
今回一番苦労したのはスピードボール入りという縛りがあった点だろう。通称ガンテツボールを上限なく手にすることができるHGSSではあるが、1日に得られるボールには限りがある。そのため、一回の遭遇に対して捕獲チャンスが限られており、かつ捕獲補正もないためモンスターボールX個縛りで手にしなくてはいけなかった。実際に捕獲までに乱数調整(=戦闘)8回×5個投げる羽目になった。
何よりメインROMにも捕獲要因が1匹も残っていなかったのでわざわざTNカクテルで用意する羽目になった。ポケムーバーを使った10数年後に乱数調整するとか思うわけがない筆者が裏で改造した可能性はもちろん否定できないが、この個体はHGSSとDS、ストップウォッチがあれば誰でも手に入れられる再現性のある個体だということをこれで証明できた。TNカクテル氏が本当に乱数調整した可能性もあるため、頭ごなしに改造個体だと断定するのはやめておくべきだろう。
なお、別の方からマギアナ事件の到来を予感させられるツイートがされているとかなんとか。
本人が責任取れるか、銃口を向けるべき配布者
筆者が主張したいのはこの2つ目の話。交換会や配布会についてのスタンスだ。
一言にまとめたら「今配ろうとしてるポケモンは改造か、それを100%否定できるか」だろう。今回の改造騒動も実はTNカクテルの理想個体の色違いサンダーが改造かどうかよりも問題の本質はここにあると考えている。
今更だが、筆者は小規模ながらも以下のyoutubeチャンネルでレイドや色違いポケモンの配布を行っている。
ポケモンSV発売翌日に行ったA抜け5Vのメタモンレイドの自動周回から始まり、発売1か月後にサーフゴー30匹配布会、スパイスレイド、トリル持ち色違いイエッサン♀レイド、色違いコレクレーレイド、剣盾のサイズ証持ち色違いレイドなど配信して1年経過した。ポケモンのYoutubeチャンネルの立ち位置でいえば、筆者は間違いなく「配布系」に属することだろう。
「配布系」配信を行っている以上、今回の問題は根深く関係してくる。「へいやのおへやで配っているのは果たして正規か?」と思われることだ。
ここで自己産であれば間違いなく否定できよう。必要であれば自動厳選の監視ライブのアーカイブもすべて公開可能だ。(12時間超えたら見れないわけだが)乱数産であれば初期SEEDや消費数なども公開できる。
ほかの配布系配信者も(たとえ裏では不正をしていても)否定するだろう。では「他人産」はどうだろうか。
今回のあばれる君の配信で問題になったのはここである。色サンダーを提供した本人が乱数調整をしたならここまで燃えていなかっただろう。もちろん、乱数調整を嫌う層もいるので別方向で燃えそうではあるが、今回は視聴者やTwitter上で指摘した人たちに対して本人も「正規かどうかわからない」となってしまい、断言できなかったが故に燃えてしまったのだ。
色違いサンダーに対して「責任が取れない」状態だったため、騒ぎが大きくなったのである。
関連してTwitterの配布企画やYoutubeの配布配信で「フォロワー/視聴者提供」のポケモンを平気な顔して配っている輩がいるが、そのポケモンが改造でないと断言できるだろうか。筆者はメンバーシップに入ってくださっている数少ない視聴者のポケモンであっても100%断言はできない。なぜなら厳選状況をこの目で見ていないからだ。
さらに話を発展させる。改造個体で盛り上がった裏で同時に盛り上がった「大会での不正個体」についてだ。これは今年行われたWCS2023でもマスターカテゴリー優勝者キムラショウヘイ選手(HNじーん)のモロバレルが不正個体だとリークされたのが記憶に新しい。日本人プレイヤーは「改造個体についての不正」は海外と比べると割合が低いといわれている。※その他の不正についてはここでは言及しないものとする。
ただし、もし受け渡した相手が対戦プレイヤーでそのポケモンをパーティに入れていたら?ボックスにいるだけで不正判定されるという噂があるがボックスに紛れてたら?彼らが意図せず失格になったら責任が取れるか?
など仮に対戦プレイヤーに絞った話にしても他人産×改造個体の組み合わせで渡した時のリスクが大きすぎる。過去配布系配信者の配信内容を調べているときに見かけたが、配布側の画面で改造で有名な.com産の個体が映っている配信もあったくらいだ。筆者もチャンネル登録数を伸ばしたいと思ってはいるが、これらは悪質なフォロワー稼ぎにしか思えない。
今回の一件で少なくとも配布をメインコンテンツにしている筆者含めたプレイヤーは「自己産しか渡さない」を徹底すべきである。あまりにも当然すぎる主張に思えるだろうが、youtubeの配信では提供物だからといって他人産を平気な顔して配る輩が非常に多い。伝説ポケモンの配布枠では他人産GTS産で構成されていることが多く、彼らのリスク管理の杜撰さに辟易する。ユーザー/視聴者側もそんな配布者に対して信用不可能だと強く言及して銃口を向けてもいいとさえ思う。必要があれば贔屓にしてる配信者に対してでも撃つべきである。
そんな一連の出来事であった。
P.S.
TNカクテルの色違いサンダーは騒がれている以上、へんてこなNNを付けたうえでポケモンホームで飼育することにします。サンダー以外の準伝説もせっかくやり直したのなら乱数調整しようか迷いましたが、第4世代伝説はBDSPで行ったほうがサイズ証も狙えるので筆者は捕まえません。
すかさず宣伝 藍の円盤最速攻略配信やるよ
ポケモンSV藍の円盤で登場予定の以下のポケモンの最大証/最小証が付く色違いレイドをポケモン剣盾で実施している。参加希望の方は当チャンネルを登録して待っておくといい。すかさずフォロワー稼ぎである。
12月から徐々に開放予定だが、今ならメンバーシップに入ると最優先で入れたりするぞ。フォロワーだけでなくお金稼ぎも必死である。
なお、剣盾の色違いレイドはすべて乱数調整によるものであることは自明。
最小S0色ジュラルドン
最小色ダンバル
最大色マホミル
最大A0ニャスパー,ユニラン …etc
また、12月14日に配信予定の藍の円盤も碧の仮面同様に最速攻略配信を実施予定だ。Twitter上で確認できる範囲では筆者がキタカミ図鑑を最速で完成させてきらめくおまもりを確認した。それくらい早くソロで進める予定だ。
そんな筆者と共に攻略してもいいよという方はぜひ遊びに来てほしい。
参考記事まとめ
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