「ゆがんでとけて」

https://nico.ms/sm38257004

「「真実」とは猿の手のようなものである。願いを叶えてはくれるが、願っていない場所はどうなるかわからない。
真実は揺らめいて、人によって時によって場所によってうつろうものである。
では何を心棒として辛抱して信望したらいいのだろうか?
私はその猿の手の、願わなかったその他に、「真実」が載せられている皿の断片が見えるのだと信じている。
たとえそれが、人の身に余るものだとしても、いつの日か、「真実」ではない真実を見ることが出来る日を願っている。
私は、私であるまま天になることを願っているのである。
夢を見ているのだ。」

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