無題
どこへゆくにも
いこうとしなくても
あるけばきしむ
己の体が
あるけばきしむ
もろいせかいが
そんなりふじんなくせに世界に
人はただ痛みをすてたいがため
何の能動的なねがいもなし
ただしなんがために
すがったのが神だったのだ
それは何もなさず
ただ嘘がかったどろわただけである
救済ではなくただ今をごまかす
それだけだったのだ
うけいれはしないみとめは
しないがただそこには
酷いリフジンですらない
ただの事実が
あるだけか
(追記…この詩は「永訣の朝」を読んだ後に衝動的に書き殴ったものをそのまま投稿しただけなので、ぐちゃぐちゃだったりおかしいところがあります。)