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エッセイ ねこの初だくみ(ねこの悪だくみ2024年1月)

 謹んで初春のお慶びを申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 毎月、月初めに計画などを書いています。年の初めなので、今年やりたいことを10個掲げてみました。

⒈唐揚げを揚げる
 揚げます。昨年やり残したことです。
 社会人になりたての頃、初めての一人暮らしで試行錯誤した結果「揚げ物はしない」ことに決めていました。しかし、おいしいらしいのです。揚げたて。思えば決めてから何年も経っています。人間は変化したっていい。というわけで、揚げます。実はもう冷蔵庫に鶏肉が買ってあります。早く揚げろ。

2.豆を煮る
 普段、帰宅後に夕飯を作ります。作るまでご飯はありません。たまにものすごくお腹が減っている時に我慢ができなくてお菓子を食べてしまいます。思いついて、冷凍枝豆を常備することにしました。これが、結構いい。空腹時だけでなく、すごくイライラしている時でも枝豆を摘めば収まります。お菓子じゃなくても良かったんだな……。と思いながらそのうち茹でた豆のパックを買うようになりました。サラダに混ぜたり、スープにしたり、使い方は色々です。豆、おいしい。これは多分、自分で煮たらもっとおいしいに違いない。少し前に会社の勤続祝いで自動料理鍋をもらっており、使うとしたら豆だなと思っています。
 実は年末のセールで発見した乾物がひよこ豆がもう台所に……。

⒊文学フリマ岩手に参加する
 「今年やりたいこと」ってそういうことじゃない、とお思いでしょう。私もそう思いました。お前はやりたいかもしれないが、ここで話すことではないと。
 これでどうでしょう。目標っぽい。今年も文学フリマ岩手に参加する予定です。公式発表によると、もう抽選枠しか残っていないとのことですが、早めの申し込みで参加自体は確定しています。

⒋クリスマスに連作を作る
 今年もやります。頑張るぞ。

⒌こまめに眠る
 私は約2時間おきに眠くなる体質です。睡眠障害ってやつですね。1日の大半は眠いです。気がつくと眠っている(正確には、気がつくと起きている)ことがあり、危ないのでタイマーを持ち歩いています。安全なうちに仮眠を取るためです。
 周囲に理解を求めるのが難しく、集団行動時はいろんな方法で誤魔化して(カフェインを大量にとる、こっそり離脱して眠るなど)生きていますが、できるだけそういう無理はやめようと思っています。堂々と眠る。

⒍朝早く起きる
 5の続きのようなもの。眠くなるのは体質なので治らないそうです(通院した時の結論です)。ただ、改善はできる。規則正しい生活をすればいきなり眠る事態は格段に減ります。日中寝ているくせに、私の睡眠時間は長いです。どうしてなんだ。早起きをキープするのに、私は相応に早く眠る必要があります。そういうの、同僚や知人が「できるだろ?」って思う付き合いをほぼ蹴るって意味でもあります。今年はすっかり諦め切れるといい。そういうことがあっても、無理をせず、悲しくもない、と腹を決めて生きていきたい。

⒎140字小説を書く
 140字小説をスケジュール化して書きたいと考えています。noteというよりXでですね。まとめはこちらに書くかもしれません。星々のコンテストの審査に加わったこともあり、「この人に審査はされたくないよ……」という事態にならないよう、研鑽していきたいです。

⒏長い話を書く
 去年、クリスマスのおはなしを書いているとき、一回あたり2,000文字程度にすることを意識して書いていました。だいたい原稿用紙5枚です。25日間書けば125枚。そこまであれば少し大きな公募に出せる長さになります。125枚というのはこのくらいの長さなんだな、というのを把握してみたかったんです。
 私には長い小説を書く能力がありません。でも、それは鍛えた結果得た結論ではありません。恐れず、勉強していこうと思います。

⒐短い話も書く
 とはいえ、私、別に短い話が得意ってわけでもないんですよね。去年は公募で結果が出せませんでした。諦め切れるまでは書きますよ!

10.適度に休む(たまには贅沢をする)
 たまには休もうと思います。私は多分、これが一番苦手です。社畜が見に染み付きすぎている。
 疲れ果てる前に休む。たまにおいしいものを食べる。たくさん笑う。
 そうやって、一年を過ごしてい蹴たらいいですね。


  どうか、みなさんの新しい年が、豊かで、幸福な年でありますように。
 悲しいことや辛いことが、一つでも少なくありますように。
 みなさんの大事な人が、笑顔で、ずっとそばにいてくれますように。
 良いお年を。心から、願っております。

※この記事は、12月31日に予約投稿で書いたものです。
 どのように運用をするか迷いましたが、私は一種のライフライン系の仕事をしていて、遠隔地でも、こういう時は落ち着いた後で、私らが本業をめっちゃ働くことが結局は被災地の力になるのだということを知って(信じて)います。職業人の矜持というか。だからとりあえずは通常運用を断行いたします。どうぞ小さな被害ですみますように。社畜は頑張って働きます。小さくても、やれることをします。

エッセイ No.099

1月5日20時から、Xで「星々ラジオ」をはじめます。
 私と同じく運営の
四葩ナヲコさんと、140字コンテスト「秋の星々」の作品についてや、今後の予定なんかを話す内容です。人見知りのねこの中の人が緊張でガッチガチになっているところが聞けると予想されます。
 よかったらお越しください。頑張るから。


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