あなたは『悲しみの5段階』をどう乗り越えるか? 【失業】 【ペットロス】
【悲しみの5段階】
【感情には5つの段階がある】
「否認」「怒り」「取引」「抑うつ」「受容」である。
個人差はあるものの、おおむねこの順番で経験する。
【失業の5段階】
①『否認と孤立』
この段階は、失ったものを感情的に否認することで、自分を守ろうとしている、否認は、衝撃を和らげる働きをする。
もし、失業を予想できていれば、
働かなくてよいことに安心するかもしれない。
②『怒り』
現実を理解できるようになると、
仕事を失ったことに対する怒りが湧いてくるのが普通だ。
雇用主に対する怒り、かつての同僚に対する怒り、経済に対する怒り、自分に対する怒り、どうして自分だけがこんな目に合うのか、自分がもっと適切な対応をしていればと、自分と周囲のすべてに対する怒りがこみ上げてくるのだ。
③『取引』
この段階にいる人は、自分に対してかなりつらく当たってしまうことが多く、自尊心に大きな影響を与えてしまう、必要以上の罪悪感を抱えこんでしまう。
取引とは、その状態を免れたい、そのためなら何でもするなどと、神仏にすがる段階だ。
スピリチュアルに没頭する人もいる。
自分が誇れるものをいくつか選んで書き出してみて、現実的な選択肢の中から道を見つけていかねばならない。
④『抑うつ・落胆』
希望をなくし、抑うつ状態に入る、
どんなことをしても楽しいと思えない。
何にも集中することができないといった時期が続く。
この段階では、「自分には落ち込む権利がある」と、考えることが有効。
Robert L. Leahy博士は、
悲劇を感じる権利を自分に認めることだ
あなたは人間なのだから、不幸せを感じる権利がある。
この段階は、多くの人が運動量を増やす。運動は幸せのきっかけになり、ストレスの解消になる。
達成感や生産性を感じられることも
このような気持ちのときには重要だ。
⑤『受容』
最終的には、受容の段階が訪れる
失業を受け入れていき、そして次第に日常生活ができるようになる。
自分の身に振りかかったことを理解し、それを経験し乗り越えることで、自分らしさを取り戻せるようになる。
🔻 自分が本当に失業を乗り越えて『受容段階』にいるのかは、 経験をどう語れるかで分かる。
▶︎客観的に:感情的な注釈をつけずに
事実を明確に示すことができる。
▶︎説明責任:失業に至った理由のうち
自分が原因の部分を把握している。
【ペットロスの5段階】
〜ペットロスの悲しみを乗り越えるには、段階がある〜
①『否認と孤立』
ペットが死んでしまったことが信じられない、事実として受け入れられない。
周りの人はペットが死んだものとして扱うため、自分とは考えが合わずに距離を置きたくなり、孤立していく。
②『怒り』
どうして他でもない「うちの子」なのか? 私が悪いことをした? と自分を責める。
獣医師が悪いのではないか?
病院に連れていけなかったから/連れて行ったからだ。
あの時○○をしとけば良かったなど、周りのせいにしてみたり、自分自身や周囲に対して、疑問や怒りの感情をぶつける。
③『取引』
神様など、目に見えない存在に頼る。
「どうかあの子が生き返りますように」など、奇跡を信じて目に見えない存在に願う。
※この段階では、まだ死を受け入れていないので、供養の考えはない。
④『抑うつ・落胆』
それでも奇跡が起きず、何をしても
あの子は返ってこないことがわかり、
暗く落ち込んだ気持ちになる。
絶望的になり、自分も死にたいと思うこともある。
⑤『受容』
時間が経つにつれ、あの子が居ないことにも慣れて、少しずつ日常生活に戻っていく段階。
在りし日の姿を振り返ることができるようになっていき悲しみは感じるけれども、生前の幸せだったころや、
天国での幸せを想うことができるようになる。
【まとめ】
必ずしもこの通りではないこともあるかもしれないが、また、それぞれの段階を行ったり来たりすることもある、
その期間や時期も、人それぞれだ。
ここで一つ興味深いのは、
抑うつは受容の一歩手前であるということだ、絶望のふちに立っていたとしても、それが一生続くものではない。
この悲しみの5段階になぞらえると、とにかく落ち込んだ後は、
少しずつ回復していく・・・ということがわかる。
どんな悲しみ・絶望も
永遠に続くものではない😇。
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