腐京 人形 おはよう はじめに
腐京 人形 おはよう
はじめに
これを読むにあたって、あなたに伝えておきたいこと
● 推奨楽曲について
これからたびたび出てくる推奨楽曲とは、これを聴きながらシーンをお読みいただくと面白いのではないかと、筆者が勝手に思っている楽曲になります。
いくつかの楽曲は歌詞が、物語の内容を補完する役割を果たしています(というか、そうなるようにがんばりました。物語とズレてる部分も、もちろんあります)。
なので、できれば歌詞も検索してお楽しみいただけると、ありがたいなと思っています。
あと一応、プレイリストを用意したのですが……
筆者が使っているサービスはApple Musicのみです。
よって、主にこのサービスで聴ける楽曲を中心に選曲しました。
以下のサービスでも選曲した楽曲が配信されているかどうかを検索したのですが……
◯Amazon Music
◯Spotify
上記のサービスでは配信していないアーティストも多いため、"全曲そろったプレイリストはApple Musicのみ"しか作れませんでした。
残念ではありますが
Amazon Music
Spotify
には"全曲そろっていない不完全なプレイリスト"を作ることにしました。
各サービスのプレイリスト リンク
〇Apple Music
こちら
〇Spotify
こちら
〇Amazon Music
こちら
こんなことを言うのは、おこがましいですが……読者の皆さんには、この機会に選曲した楽曲、そのアーティストの作品を知って、できればハマッて聴き続けていただけるといいな、と願っています。
あと、これも重要なことなのでここで言及させてください。
推奨楽曲はあくまでも推奨楽曲です。この物語は推奨楽曲が聴けなければ楽しめないということはありません。
音楽は音楽のみでも美しく、物語は物語のみでも美しいものです。
私は、この物語が美しいものになるよう、なるだけ努力しました。
残念ながら、その努力が完璧に身を結んだとは言えません。
しかし、ある程度はカタチになったと思っています。
ですから繰り返しになりますが、この物語は推奨楽曲が聴けなければ楽しめない、ということはありません。
なので、じっくりとお読みいただいて、この物語を楽しんでいただけたら幸いです。
●この作品を読む上での前提
▲ 一つ目
この物語は、筆者(私)とあなた(読者)が住む世界とは別の世界のおハナシです。
つまり、あなたにとって、コレはフィクション以外なにものでも無いということです。
なので、あなたが生活している世界に実在する地域、人物、団体、事件などとは全く関係ありません。
(たとえ、あなたが"関係ある"と認識しても、それはあなたの勘違い以外なにものでもありません)
その点、ご安心ください。
もっとも筆者(私)は違います。
なぜかと言えば、むこう側の世界にいる彼らと関係性があるからです。
なので、"この世界で唯一の例外"となります。
その点、ご理解ください。
▲ 二つ目
この物語は、あの世界で起きた様々な出来事への取材と、それらに関わった人々へのインタビュー、〈都市記録アーカイブス〉に保存されている"過去の映像"、そして……なにより〈南ようすけ〉の素晴らしい調査、取材によって作られています。
南ようすけは、むこう側の世界にいる素晴らしいジャーナリストです(……おそらく)。
筆者(私)は、あの人から"提供された資料、映像(いずれも実物資料ではなく、脳内に直接"届けられた"もの)、南ようすけがコーディネーターとして事前に調整をおこなった上で、おこなわれたインタビュー"に基づいて、この物語を執筆しています。
なので、むこう側の世界に関して あまり大した知識を持ち合わせていません。
つまり、知らないことがたくさん、山のように、それこそ宇宙空間と同じくらい……あの世界に関して知らないことがあります。
よって、読み進めていると、以下のような文章によく出会うことになります。
《筆者は、映像に映るコレらがどういったもの、どのような効果をもたらすものなのか、知識がないのでよくわからない》
《映像からでは小さくてよく見えない》
このような文章は、送られてきた映像から見えたことと、純粋に私の知識不足からくるものです。
あと……たぶん、あなたはこう思っていることでしょう。
「なに、コレ? デンパでも浴びてんの? アタマ大丈夫?」
安心してください。
アタマの方は、まだ大丈夫です。
たしかに電波に近いモノではありますが、狂気とひらめきは常に表裏一体のものです。
(たぶんね……)
なので、ここら辺の事情に関しては大目に見てください。
優しい視線、生暖かい視線……そんな目で見ていただけると、筆者としては大変ありがたいです。
▲ 三つ目
地の文で"登場人物の心の声"みたいなものが、ときどき書かれます。
……あれは、"筆者(私)の妄想"です。
(ある意味、コスプレです)
正確に言うと、この物語に登場する人々にインタビューした際に感じた「この人はこう考えそうだな」という印象を元にして、自分の妄想を加えながら書きました。
なので、登場人物が実際にそう思ったわけでは決してありません。