認識の共有は前提ではないよ。
先日、保育園で保護者向けに講演した際、こんな質問をいただきました。
僕が素敵なパパかどうか…には異論反論もあろうかと思います。何から何まで娘の成長発達にプラスなかかわりができているわけではありませんし。
それはいったん置いといて…
妻と僕の子育てに関する考え方について。
ぶっちゃけた話、たぶん一緒ではないと思います。というかその辺をきちんと話し合ったことがありません。どんな子育てをしたいとか、どう関わるのがよいかとか。
ということで今日は、あべ家のお話を少し。
そもそもうちは、家族会議や夫婦会議をほとんどしません。家事の分担なんて決めたことがないし、子育てだけでなく、お金の使い方などもほとんど協議しないのです。
娘の名前も、僕が考えてそれを妻に伝えて2分で決まりました。妊娠が判明して里帰り出産が決まり、安定期に入ることに僕が妻に伝えたのは…
ということ。
妻と義両親の様子からなんとなく女の子だろうな…とは思っていましたが、出産まで本当に性別は聞かなかったし、名前についても一切話し合いませんでした。
出産の瞬間を分娩室前の廊下で迎え、女の子であることを確認し、その2日後に妻に名前の候補を提案。意図を説明すると「いい名前だね」と言って本当に2分で決まりました。
そんな調子なので、わが家では会議や固定化された役割分担がありません。
ここから先は
1,166字
/
3画像
放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。