8月24日:自分が参加しているプロジェクトを自分で支援するアンポンタン
おはようございます。
学生からの新しい試みへの協力要請には「YES」か「はい」の二択で応える主義の安部です。
今日はクラウドファンディングの話。
1)安部のクラファン支援体験
僕は2018年に「へいなか」を始めました。でも実は、Twitterを日常的に触り始めたのはその前年、2017年です。
細々と資産運用を始めたのもその頃。
年末には仮想通貨バブルが起きた。
イケダハヤトさんが「まだ東京で消耗してるの?」という強烈なコピーでグイグイと発言力を高めていた。
僕にとっては…知らない世界のデカさと、それを知ることの重要性を体感した時期だった。
自分で発信することの重要性を感じるとともに、法務教官として発信することのリスクやそれを軽減するための施策を数ヶ月にわたって検討し、2018年4月…へいなかが誕生する。
その直後「プロ奢られヤー」がTwitterを席巻。
彼のアクションの中から一人の高校生を発見する。
プロ奢曰く
僕がMacbookを奢った有望な高校生が学費を集めている。
とのこと。
当時投げ銭感覚で支援する「Polca」というサービスで高校時代の僕のひと月分の小遣いである3000円を寄付したのが、僕のクラファン初体験だった。
彼との出会いがハッシャダイとの出会いに繋がり…そこから僕はSNSを通じて様々な出会いと学びを得ていくことになる。退職後に講演や研修の依頼をくれた方々も、ほぼ全員がその流れの中での出会いだ。
クラウドファンディングは…ただお金をあげるのではなく、現状に抗って行動する者と自分をつなぐための仕組みだと僕は思っている。
そういう意味で僕は今回も、あるプロジェクトに5000円だけ支援した。
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2)自分が参加しているプロジェクトを自分で支援するアンポンタン
僕がSNSに手を付けたのは大学生の頃。
スマホを手にしたのは社会人になってからだ。
大学でダンスをしていた頃…音源の共有は主にMDで、イベント用の曲ができるとみんなで先輩に空のMDを渡して音源をもらっていた。ダンスイベントの動画はVHSで共有してもらった。
今そんなことはしない。
原曲はストリーミングで誰でも聴けるし、編集済みのものは音源も動画もすぐデータで共有。ダンスの練習はスタジオに集まらなくてもある程度できるようになった。
結婚式の余興で踊る時…全員揃うのは本番当日なんて状況でもきちんと成立するのは、個々の最低限のスキルはともかく、何よりもテクノロジーの進歩の影響が大きい。
テクノロジーの発展は知識を無料にし、情報の時差を限りなくゼロにし、その分だけ「学ぶ人」と「学ばぬ人」と「学び方を知らぬ人」の分断を強めた。
今必要なのは、中途半端な理論ではなく、現場で体を張ってる人のリアルな声を、誰でも手の届くところにきちんと置いておくことだ。
そんな中、僕の尊敬する友人たちが面白いプロジェクトを立ち上げた。
【オンライン教育実習もあふる】
ただの単位取得ではなく…
現場で児童・生徒と向き合う時、本当の意味で子どもの人生に気付きと学びを提供できる教育者を目指して…哲学と現実の学びを提供しようという試みだ。
首謀者(あえてこう表現したい)のあぽーくんは、どう考えても変態の部類に入るザ無茶ぶり男。
#もちろん褒め言葉
ただの「少年院の性教育の話してください」ではなく…「教育実習の概念を変えます」なんて無理難題を平然とふっかけてくる。しかも自分ではなくチームの仲間を通じて。
彼のチームには学生の頃の僕には想像もできないアクションを積み重ねている若くて荒削りだけど魅力的な学生が何人もいる。
彼らからの依頼に僕は基本NOと言わない。
僕のような中年層が今学ぶべきは、昭和を引きずる先輩よりもむしろ…デジタルネイティブな若い世代だと思うからだ。
彼らのアクションに協力する。そこに僕は何より自分の人生のための学びを見出している。楽しく、そして刺激的だ。
プロジェクトの説明にあるように、今回僕が務める「講師」はきちんと報酬をもらうもの。
せっかくだから…その報酬を今日、一足先にプロジェクトへの支援に回しておいた。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。