1月8日:聞きたいことを、話せばいい。
おはようございます。
さりげなく更新が遅れている男・へいなかです。
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オンライン教育実習「もあふる」で講義をさせていただきました。昨年10月に続き2回目。
「もあふる」は、教員志望の学生に教職課程でほとんど扱われていない性教育の分野について、その道の専門家の講義を提供しようというプロジェクト。
8人の専門家が、それぞれの視点から性教育を講義するというスタイル。僕の立ち位置は「性非行の専門家」という感じ。要するに法務教官としての経験と実践を伝える役目。
ぶっちゃけた話、こんな領域を教育という観点から語る人間はこの国に僕以外いないんじゃないかな。
そんな人間を8人の中盤にキャスティングする「もあふる」運営メンバーは、いろんな意味で変態。
ただ…
ぶっちゃけた話、僕が一番、実習生の深いところにぶっ刺さる話をしてると思ってる。それは、性非行という闇の深い領域を扱うからではなく、そこで向き合ってきた人間として、「教育者のあり方」を軸に据えて話をしているからだ。
ほかの人たちの講義を否定するわけでも、称賛するわけでもなく、これは「どっちが根っこに近いか」という話。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。