発達支援の残酷さ。
職場として「放デイ」を希望している学生をチラホラ見かける。
放課後等デイサービス…つまり障害児の学童で、子どもの発達を支援し、その子の人生の豊かさに貢献したいという話。とっても素敵だし、いいことだなと思ってる。
以前にもどこかで書いたかもしれないが、現状、放デイで働く人の多くは「放デイで働きたい」という人ではない。
どちらかというと第2希望…いや滑り止めくらいの感じだ。
みたいな。
かくいう僕だって別に放デイで働きたくて今の会社に入ったわけじゃないから偉そうなことは言えんないけれど…そうやって滑り止め感で入ってくる人が多いから、能力的にもモチベーション的にも決して質はよくない。そういう現場が少なくないと僕は思っている。
そんな業界に「放デイで働きたい」という想いのある人達が入ってくれば、多少の摩擦や葛藤の末に、業界自体が元気になっていくこともあるだろう。なんにせよ、志す若者がいるというのは素敵なことだ。
ただ…
僕はその人達にちょっと問いたい。
って。
・・・・・・・・・・
僕はぶっちゃけそう思ってない。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。