失敗を見守るか、見限って成功を体験させるか。
障害児の学童は児童福祉法以下、様々な法令によって成り立っている仕事だ。当然ながら義務や制約もある。
僕は不勉強なのでそんな法制度をろくに調べてもいないけれど、1つわかったことがある。
どうやら、放デイや児童発達支援など、障害児を預かるサービスの事業者は、年に一回以上、保護者会を開催することが原則らしい。
ということで僕の職場も来月下旬に保護者会を予定している。
会社が運営している8つの事業所から代表が集まって実行委員会を組織し、4月から月イチで会議を積み重ね、来月の本番に向けて準備を進めている。
僕が一人でやれば3日で終わるようなことに、ガン首揃えて8人の社会人がろくに何も見通しの立たない状況で今日まできている。
戦犯は実行委員長。
昨日は会議。具体的な設営を考える段階だというのに会場に机と椅子が何個あるかすら把握しておらず、なんの原案も持たずに会議を開き、ゼロから話し合いをはじめた。
僕は本来実行委員ではないが、音響担当して昨日の会議から加わったが、会議のグダグダ感に腹を立てて、開始20分でもう耳を塞いだ。
井戸端会議につきあわされることほど苦痛なものはない。俺の2時間を返せ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。