11月25日:草野球のエースとしてなら十分生きていける。
おはようございます。
今年のプロ野球日本シリーズがおもしろすぎて、今夜の仕事にあまり集中できていないあべです。
今夜9時からは、こども発達支援研究会のオンラインスクールで対談イベントに出演するのです。
僕はちゃっかり同会−通称こはけん−の認定講師でございまして…過去には2度、セミナーもやらせていただきました。
最近は対談企画にお呼ばれすることが多く…おそらく、こはけん運営メンバー的に「あべは理論より実践派な上、フリートークがいけるから、セミナーより対談で使っておこう」という感じなのだと思います。
さて今日は、そんなこととは一切関係ない放デイで働きはじめて再確認したことを少し。
きっとこれから転職を考えている人には参考になると思います。
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僕は公認心理師としても教育者としても、中途半端な実力です。心理屋に求められる筆頭スキルであるアセスメントも、WISCなどの正式なテストはできないし、教育も対外的に説明できるセオリーなどを持っていない。
Twitterを介して繋がった僕の友人たちはそれぞれ本当に素敵な一級品のスキルを持っていて、法務教官時代にお世話になった先輩たちもまた心理屋として一線者だ。
僕にできることは、目の前の子どもの視野を広げること。思い込みを打破して心に新鮮な風を吹かせること。そして集団を動かすことだけだ。
その大人(僕)が前に出るスタイルの教育自体、学校教育における「学び合い」や「けテぶれ」、「クラス会議」などの手法においては外法とされるものだろう。
新庄監督に強烈なシンパシーを感じているのは、彼の監督としてのスタンスがかなり僕の教育観や手法と重なっているからだろうと思う。
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とにもかくにも中途半端なスキルしか持ち合わせていない僕だが…少年院においてはクソ活躍した。でもそれは、僕がすごいからではない。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。