8月22日:WhatよりHowという現実をわかってないと超やばいよ…。
おはようございます。
アイスコーヒー用の豆がなくなったので、久しぶりにホット用のコロンビアスプレモを淹れたらあまりの味の違いに感動した安部です。
#違いのわかる男
#ネスカフェゴールドブレンドではない
#若い人は知らないネタ
1)珈琲の違いを生み出すもの
わが家ではこの2年くらい、自宅で豆を挽いて珈琲を飲んでいます。もちろんスタバにも行くしセブンのちょっと高い方☕も飲むけれど、基本的には家で淹れる。
当初は懐疑的だった奥さんも、あっという間にハマって最近は毎朝ゆとりのある方が淹れることになっている。
で
毎日やってるといろんなことがわかってくるんです。…ま、一言で言えば珈琲職人たちは凄いなって話なんだけど。
ミルで豆を挽き、ドリッパーやフレンチプレスで淹れる。
簡単に言えばそれだけなんだけど、同じ豆を同じミルで同じ細かさに挽いてるのに、僕と妻では味が変わるんです。
それはドリップで淹れる時に起こる現象。ほんとにビックリするほど変わる。
(ドリップってのはよく見るこういう↓やり方ね。)
要するにお湯の注ぎ方で味が変わるってこと。
豆が違えば味が変わるのは当然で、それはもう豆を出した瞬間の香りから違いは明らかなんだけど…同じ豆なのに淹れ方で味が変わるってのが面白いとこ。
僕は喫茶店を営むわけじゃないから、自分の珈琲の味にそんなにこだわりはない。こんな味じゃなきゃ嫌だ…みたいなものはなく、純粋に
…あ、昨日と違うな。
という気付きを楽しんでいる。
豆
焙煎具合
挽き加減
淹れる方法
お湯の温度
お湯の注ぎ方
これらの要素で味が変わる。
道具は1万円もあればきちんとしたものが揃うし、最近はダイソーでもそれなりのものが揃う。豆は安いところで買えば半月分が1000円くらいだ。
どう考えてもコスパのいい趣味。
オススメです。
(最後に僕が使ってる道具類を載せておきます)
ー・ー・ー・ー・ー・ー
2)WhatよりHowという現実をわかってないと超やばいよ…。
3月まで勤めていた少年院では、転勤の影響もあり偶然にも珈琲好きが4名ほど集まっていました。
仕事の合間に珈琲の話をすることもしばしば。
遂には職場に道具を揃えて当直の夜に淹れたての珈琲を楽しんだりもしました。
珈琲について話をしていると、自分で淹れてる人とそうでない人の間で明確に違いが出るポイントがあります。それは会話の冒頭で起こる。
家で自分で珈琲淹れてるという話になった時、大抵の人はこんな反応をする。
へ〜凄いね。
結構大変じゃない?
ところが珈琲好きはそうじゃない。
どうやって淹れてるの?
ドリップ?
豆から挽いてるの?
こんな質問が飛んでくる。
要するに…「家で珈琲を淹れてる」という情報からその中身(How)に関する質問が来るんだ。
果ては使ってるミルやドリッパーの種類から、お湯の温度まで…実に細かいところで盛り上がる。それらの違いで結果(味)が異なることを知っているからだ。
実はこれ…
仕事や家庭内のコミュニケーションについても同じことが言える。
少年院でも放デイでも、同僚や保護者と子どもへの指導について話しているとWhatで止まる人とHowに切り込む人がいるのだ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。