
2月6日:理想が遠ざける及第点への道
おはようございます。
自分の爪に色がついてることに少しなれてきたへいなかです。
週末の恒例行事として娘が僕の爪にマニキュアを塗ってくれるので、カラフルな爪でこの記事を打っています。
さて今日は、社会を普通に生きていくために理解した方がいいことについて。「メディアやSNSから見える世界と目の前の現実を正しく紐づけよう」という話です。
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1)Twitterでのできごと
先日僕はこんなツイートをしました。
子どもを作ることが単純かつ純粋にプラスになるのは初期の人生ゲームだけだろう。たぶん。
— へいなか @アベアキラ (@Heino_naka) February 4, 2022
現実には子どもが増えれば自分のサイコロを振る回数も減る。お祝い金なんかより遥かに大きなコストがかかる。
何より別の人格である子どもは,自分の期待や予想どおりには生きていかない。
子どもが生まれることによって失われるものがあるという話。これに対してこんな引用RTをいただいた。
子どもを作ることで「プラスになる」とか「マイナスになる」とか、そういう目線で見たことがなかった。
— 佐藤マイコ@薬膳&中医学でママと家族を笑顔に (@__m_no_yakuzen) February 5, 2022
子育てって自分の損得で語ることではないかと。
確かに子供が増えればお金はかかるけど、その分幸せ。
イラっとすることも、泣きたくなることもあったけど、3人の子に囲まれて幸せ🙌✨ https://t.co/QWfzAq8HmJ
まったくもってその通りだ。
本来、妊娠・出産・育児は損得で語るものではない。純粋に尊ばれ、喜ばれるべきものだ。僕も本当にそう思う。そして、損得で語らずお子さんを3人育て、幸せと言えるこの方は本当に素敵だと思う。
でも…
そこには前提がある。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。