クリエイティブなことに割くMP〜一人前の仕事を片手間にする。
法務教官時代のラスト2年、僕は体レク主任というポストにいました。
体育と特別活動(行事とか)の企画・運営をする主任で、通常は集団寮の勤務を外れ、子どもたちへの指導にもあたらず、「現場」というよりは「1.5列目」のポジションだ。
が
僕は体レク主任をしながら集団寮で当直し、担任を持って、日課の指導にもあたっていた。
それはなかなかないことで、よく言えば期待と信頼。悪く言えば僕に依存した現場だったということ。
それでも僕は、1年目よりも2年目の方が休暇も取れていたし、ゆとりは増えていた。
要するに2人前〜3人前の仕事を受け持ちながら、しかもコロナ禍の前例のない状況で事故なくきちんと現場を回しながら、自分のゆとりも確保していたということ。
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こんな風に書くとスーパーマンみたいだが、実際にはそんなことはない。
僕にとっては現場に立つ時間こそが心の充電時間で、むしろ現場に立つことでゆとりを生み、現場に立つことで地に足のついた企画・運営ができたと感じている。
で
営業の時も、体レク主任のときも感じていたことがある。
クリエイティブな仕事に着手し、完遂するには、それ以外の仕事(ルーティンワーク)を片手間にこなせるくらいのゆとりが必要だ…ということ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。