大学生の伴走役@project:ZENKAI 3期−Ⅰ
1−1 about ZENKAI
こちらのプロジェクトに関わっている。
高校生に一流のビジネスパーソンとの出会いを提供し、自分を見つめ直しながら主体的に人生を切り拓くきっかけを掴んでもらおう…という企画。最大の特徴は、高校生の伴走役に大学生を配置しているところ。
トヨタ自動車が出資しているプロジェクトだが、トヨタの人材育成やリクルートとは一切関係ない、あくまでも高校生の主体的な生き方・あり方を軸にしたプロジェクト。
伴走役の大学生は、プロジェクト期間中はもちろん、その後においてもよき兄・姉のような存在になる。
僕の立ち位置は、伴走者である大学生のサポートだ。
全国から集められた大学生たち。志願して集うくらいだからそれぞれなりに想いも経験もある子たちだが、高校生と深く向き合う中で葛藤が生まれたり悩んだりする。
僕は大学生に「伴走役の先輩」としてできうる限りのサポートをするのが仕事。もちろんボランティアではなくきちんと報酬をいただいてる立派な仕事だ。
この記事↓は、その一環で僕が勝手にはじめたもの。ZENKAIのSlack内で不定期に書くブログのようなものだ。
ということで本稿では、ブログとは別のZENKAI内での仕事とそこからの学び・気づきなどを共有していこうと思う。
(2023.6.27)
1−2 講座:伴走者の基礎スキル
高校生の伴走役を務める大学生たちは、それぞれなりにいろんな活動をしてる子が多いけれど、でもいわゆる素人だ。
素人が悪いわけではなく、むしろそれでいいと僕は思うのだが…伴走しながら自分の向き合い方に不安を抱く人も少なくない。
ということで、迷ったときの指針のひとつとして僕がいくつかの講座を提供する。前回第2期(2022.12〜2023.3)では90分の講義を3回実施した。
今回はより深く、直接大学生たちと連携をとりながら進めていくことになったのだが…最低限伝えておくべきポイントを15〜20分程度の動画×2本にして提供することになった。
〆切は今月末なのだが…まだまったく手を付けていない。とりあえず構成案だけ確認しておく。僕から提案したものだ。
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放デイのスタッフをしながら、わが子の非行に悩む保護者からの相談に応じたり、教員等への研修などを行っています。記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。