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【環境解説】RAGE 2021WINTER 災禍を超えし者環境でベストなデッキ選択 《メタゲームを勝ち抜くための考察》
ウィッチ確定のDay1環境予想
この環境はまずマナリアの1強から始まりました。
狂乱ヴァンパイアに有利が取れることもありましたが、グラマス到達スピードが速い人は軒並みマナリアでした。
マナリアは広く多くのデッキに有利である一方で、唯一のウィークポイントがありそれが進化軸スペルウィッチです。
BO3は2デッキを持ち込むルールである以上、マナリアウィッチが最強であればBO3の片割れはマナリアであるからスペルウィッチが実質的環境トップになることが考えられる。
簡単に言うと、マナリアウィッチを持ち込むよりも、スペルウィッチを持ち込む方が良い結果になりそうです。
スペルウィッチ>>>>>マナリアウィッチ
マナリアウィッチにしろ、スペルウィッチにしろウィッチを持ち込まない選択肢は現状考えづらいです。
スペルウィッチとマナリアウィッチの事故率
マナリアウィッチよりもスペルウィッチが手札事故を起こしやすく、かみ合いづらいという意見もありますが、使用している体感どちらの事故率も対して変わらないという認識です。
スペルウィッチの構築
現在使用しているリストはこちらです。
デッキ全体のウィークポイント
・進化が足りないことがある⇒クロノウィッチプレイからの全体進化後に7回進化に到達したいので、それまでに2回進化しておきたい。
デッキ全体のウィークポイントを補強しつつ、強みを増やせるカードが
清澄の蒼・テトラになります。
先攻の場合に限らず、例えば7ターン目に4コストのクロノウィッチとギルド会議が2枚ある状況など、クロノウィッチ本体が0コスまで下がらない状況でプレイせざるを得ない状況があります。
この場合、先攻進化権では進化7回達成が難しくなります。
そのため、自動進化または無料進化のフォロワーが必要でした。
これを解決しつつ、ミラーマッチのカウンターマジックの妨害をソニック・フォーではがせます。
このソニック・フォーはフォロワー処理札としても、ライフのあと一押しとしても優秀です。
カウンターマジックについて
カウンターマジックはミラーマッチのアルティメットマジックのバーストを打ちづらくする他、マナリアのイクシードブラスト、フェイタルバーンを無効化したり、ロイヤルのミストリナ&ベイリオンの大打点を避けたりと相手の行動を制限できるカードのため環境にとてもあっています。
このカードをマナリアで採用すると、記憶の軌跡などのドローカードを削らざるをえず、デッキ枚数を減らす速度が下がります。
カウンターマジックの採用しやすさはスペルウィッチがダントツです。
スペルウィッチの台頭によって生まれる問題
【スペルウィッチメタデッキの台頭】
マナリアウィッチがスペルウィッチに対しての不利以外は多くのデッキに対して互角から有利以上を取れるのに対して、
スペルウィッチは不利なデッキが多いです。
その筆頭が前環境から存在するラストワードネクロマンサー。
ミストリナ&ベイリオンを入れたアグロ気味の連携ロイヤル(こっちは比較的五分マッチになるのであまり有利とは言えないかもです)。
この二つになります。
ラストワードネクロマンサーに不利がつく理由
・セレスト・マグナによりスペルが全て打てない+クロノウィッチ進化からのギルド会議を防がれることで動きを大きく阻害されます。
アグロ気味連携ロイヤルに不利がつく理由
・スペルウィッチ側が序盤の展開と打点に対して処理が追い付かないパターンに陥ると、そのままミストリナ&ベイリオンでライフを削り切られる展開になってしまいます。
ラストワードネクロの構築
アグロ気味連携ロイヤルの構築
・ニュートラル多め
⇒できるだけロイヤルフォロワーの採用枚数を絞り、サーチカードでデッキからミストリナ&ベイリオンを引き当てる確率を上げる。
10月2日、3日開催されたスイスドローにて
スイスドローの1日目に参加した際は、スペルウィッチ、マナリアウィッチ、狂乱ヴァンパイア、ラストワードネクロマンサー、撤退ロイヤルなどいろいろなデッキに当たりました。
2日目に参加したメンバーの話を聞くと、撤退ロイヤルは減少し、アグロ連携ロイヤルに複数回当たったようなのでプレイヤー全体の使用数は
アグロ連携ロイヤル>>>撤退ロイヤル
の傾向がありそうです。
現環境の大まかな相性表
今回のRAGE Day1はこの5デッキが大きく占める環境になると考えています。
現在のレートではスペルウィッチ、ラスワネクロ、連携ロイヤルの3デッキがメタを回すような形になっています。
マナリアがほぼ全対面有利である。
↓
ならば、マナリアがBO3で高確率で採用されるため、マナリアに有利な
スペルウィッチの使用率が高くなる。
↓
スペルウィッチの使用率が高くなるとマナリアの使用率が減少し、
スペルウィッチに互角以上から有利で戦えるラストワードネクロ、
連携ロイヤルの使用率が高くなる。
↓
ラストワードネクロの使用率が上がれば、ラストワードネクロに強い早いレンジの狂乱ヴァンパイアの採用価値が出てくる。
↓
スペルウィッチのメタデッキが増えるのであれば、原点回帰でマナリアの
採用価値が高くなり、使用率が上がる。
こういった流れの環境変遷を繰り返すのではないかと予想しています。
環境外としたデッキについて AFネメシス
現在のAFネメシスはウィッチに対して苦戦を強いられるため環境全体が向かい風。厳しい環境になっています。
革命的な構築が出ればという可能性も少なく、現状出回っている構築ですべてやり切った完成形です。
AFネメシスの弱いポイント
・パラダイムシフトが全体的に加わりづらい。
①ギガスファクトリーを置く際に受けてしまうダメージをエッジアーティファクトで帳消しにする「ライフを戻す」動きがしづらい。
②ギガスファクトリーを置く際に生まれるテンポロスを回収しきれない。
(面処理しきれない。)
・採用されている2コストフォロワーが軒並み「ギガスファクトリー後」とシナジーがあるものではない。
・現環境のデッキの多くが先攻で強いため、後攻時ギガスファクトリーを置く状況を作れない。
AFネメシスは好きなデッキタイプなので自分でも研究しましたが、採用見送りとなりました。
狂乱ヴァンパイア
狂乱ヴァンパイアはアグロに寄せて、遅くても7にゲームが終わるように組み上げたものがこの環境だと最も戦いやすいです。
ただ、これだけ序盤に寄せてもスペルウィッチメタのネクロマンサーに有利がつくくらいでBO3の採用優先度は低いと考えています。
ビショップ
※デッキリストは幅広すぎるため割愛します。
ホーリーセイバーはカードパワーが高く強いのですが、エンハンス8が間に合っていないと感じています。
ゴッドオブカースを1ターン目に置けたアミュレットビショップも可能性を感じるものの、安定性とこちらも後手勝率が課題になると考えています。
環境考察については以上になります。
今年最後のRAGE、悔いが残らないように頑張りましょう!!
最後に大切なお知らせ
現在YouTubeでほぼ毎日配信しています。
配信中にプレイや構築について質問されれば基本的になんでも答えるので、ぜひ見に来てください。
お手本となるプレイができるように日々頑張ってます。
ほぼ配信内で21連勝達成しました。全配信のリンクも載せておきます。
20連勝うおおおおおお! pic.twitter.com/lTsOVvLVn8
— ヘイム/SHG (@heimu_v0122v) October 5, 2021
プロリーグ2021年度2ndシーズンも優勝目指して駆け抜けます。
応援していただけると励みになりますので、応援していただけるようにこれからも精進していきます。
おわり